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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
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とある夢幻の複写能力<オールマイティ>

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まず、突然出てきてびっくりしたと思いますが、叶の二つ目の副次能力、能力検索(パーソナルソナー)
この能力は『アイテム』構成員である滝壺理后の能力、能力追跡を元にした能力というのは作中で言及してある文で分かると思います
しかし能力追跡と違うところがあります
それは『追跡する対象』です
能力追跡は、能力者のAIM拡散力場です
しかし能力検索の場合は、その能力者の持つ『自分だけの現実』です
お気づきになられた方もいるでしょうが、これは複写能力の本質にあります
作中で言及した通り、複写能力の本質は『能力者の「自分だけの現実」の観測です』
叶は、触れたことの無い人間の『自分だけの現実』を観測しようとすると直接触れることを必要としますが、それ以降は触れなくてもその人間の『自分だけの現実』を観測することが出来ます
ただし、植え付けられた一方通行の苛虐性を表に出しているのが条件です
これが作中でいう「本気を出している」状態です
そして、能力の複写のプロセスについてです
おそらく、能力の本質を明かされて思い付いた方もいるでしょう
複写能力の能力の複写のプロセスは、少し複雑です
一)能力者に触れる
二)その能力者の『自分だけの現実』を観測する
三)観測した『自分だけの現実』を脳内に記憶する
四)記憶した『自分だけの現実』から能力を引き出す
これでやっと能力を自分のものとして扱うことが出来ます
…二行程度で収まりそうな気がするけど気にしない
そして叶は長年これをやっているため、脳内で一から四までの作業がプログラムとしてパッケージ化されており、瞬時に複写と能力の行使という作業を行うことが出来るのです
ここまで解説してあれば、多分もう少し文中から読み取れることが多くなると思います