こらぼでほすと 拉致1
「ママニャンの気持ちもわかるけどさ。」
自分だけが参加できないという状況は辛いだろう。それも、生死の危険がありまくりな組織の武力介入だ。そこに自分の子猫たちが存在して、危険な状態で戦っている。それまではもフォローできたこともできないし、見ているしかできない親猫は、それが終るまで生きた心地もしないはずだ。そして、今度は、さらに『吉祥富貴』のスタッフも心配の対象になる。いっそのこと、記憶でも失くす薬でも飲ませておきたい、と、ハイネだって思う。
作品名:こらぼでほすと 拉致1 作家名:篠義