二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

移り香にご用心

INDEX|4ページ/4ページ|

前のページ
 


<Side SATO&SOMA>

「佐藤くん酷いよぉ…本当に言っちゃうかと思って、すっごく焦ったんだから!」

「悪かったって…それにしても、匂いってやっぱ移るんだな」

「…本当に?俺、自分じゃわからないんだけど」

「俺にもわからん」

「山田さんの嗅覚恐るべし…それにしても、本当バレるかと思ったよ…。だから止めようって言ったのに…!佐藤くんの変態ッ」

「人聞きの悪い…お前だって、結構ノってたじゃねぇか」

「そッ…そんなこと、ない」

「嘘吐くな。あんなエロい目しやがって」

「は!?し、してないよ!佐藤くん、頭おかしいんじゃないの!?」

「おかしくない。つか、お前から誘ってきたくせに、途中で逃げ出すとか有り得ねぇんだけど」

「だから、誘ってないってば!佐藤くん、妄想も大概にしてよ!今度あんな真似したら、二度と佐藤くんとシないからね…!」

「ちっ…わかったよ」

「何、今舌打ちしたよね?え、意味がわからない」

「とりあえず、今日は泊まり決定な」

「え!?何でそういう事に…」

「中途半端に煽られて、正直今でも抑えんのギリギリなんだよ。…それとも、やっぱり今ここで」

「だからダメー!!さっきの俺の話、聞いてた!?」

「忘れた」

「…もういいよ。どうにでもして…ただし、家に着いてからね」

「了解」
作品名:移り香にご用心 作家名:arit