【APH】日本と×××【捏造日本史】
「納得いかないが、そなたがそう言うのなら、そうなのだろう」
「是非とも納得して下さい」
「相分かった。神はいる。なぜなら、私が神だからだ」
「そうです、そうですよ」
にこにこと微笑む菊につられ、皇上も口元を上げた。
満足げな表情を見せる菊は、紅茶を一口飲んで、嗚呼美味しいと言葉をもらす。
国土でありながら人と同じ文化を時代を共有する国は、とても穏やかだ。
このひと悶着が、後に明治天皇と呼ばれる皇上の、強固な天皇制への姿勢を確固たるものに変えていくことを、日本はまだ知らない。
End.
作品名:【APH】日本と×××【捏造日本史】 作家名:ひじり