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【銀土】銀さんに乗っかってまじめ話の土方

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「頼むから死ねよ」
「死ぬときゃ死ぬよ。だからお前は、せいぜいそうやってなんでも懐に入れすぎてボロボロになんねーようにな」

なるわけあるかよ、と土方は息を吐いた。そういうのは我々の大将の悪癖で、それをフォローするために日ごろどれだけ気を回していると思ってる。

「何、すげー安心したみてえな顔して」

にやにやと笑われてふんと眉を顰めた。ひとつふたつの言葉に取り立てて救われたわけではなかったけれど、天気の良さや返り血の有無に救いを求めるよりはずっと確かだ。
戻ったら沖田のところへ行こうと思う。それから、ご苦労だったと声をかけてやりたかった。どうやら我々は誰かを労うことも労われることもずっと昔から忘れていたようだ。そういえばこの男も仕事をし過ぎていたのだったと思い出し、しかし結局口に出すのはやめた。出さなくても、どうやら、十分らしかった。