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緊急指令!鹿目まどかを抹殺せよ! リリカル☆マギカ(第2話

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「ううっ! こ、こんな?!
 こんな、事がぁ――!!!」
 
 山の側面に、凍りついた状態で、
じたばたしている黒まどか。

「さてと、……まだ、抵抗していた
サブ・リーダーは、あんたが、最後や。
 とっとと、全軍を武装解除してもらおうかい」

 そう言って、ゆっくりと、黒まどかに
近づくはやて。

「ふ、ふざけるなっ!
 まだだっ! 
 まだ、まどか軍団は負けてないっ!!
 降服なんて、誰がするものかぁ――――!!!」

 つばを飛ばして、絶叫する黒まどか。

「だ、そうや、インキュベーター!!」

 はやてが、宇宙にいる『アイツ』に、
合図を送る。

「了解した。
 『瞬間物質移送機』作動!!」

 キュゥべえは、そう言うと、
小型艇に装備した特殊システムを操作する。

 そして、数秒経つと、キュゥべえの小型艇に
付いている、サーチ・ライトの様な2つのメカから、
怪光線が宇宙の1点に照射され、そこから、
巨大な黒い影が、出現した。

「あ、あれは?! まさか、そんな?」
 小さく震えだした黒まどか。

 その巨大な影は、リンディ提督の、
『次元戦艦ビクトリー』だった。

「ワープの反応も、転移魔法の前兆も無かった。
 なのに、なぜ?」

 訳が分からない黒まどか。

「あれは、インキュベーターの使用する
特殊マシンだそうや。
 ワープ・システムでもなく、
魔法も使っておらん。
 まったく未知のテクノロジーの産物や」

 はやてが、解説した。

「おのれぇぇ、キュゥべえぇ――――――!!!!!!」

 オリジナルまどかの影響なのか、
キュゥべえに対して激しい憎悪を表す、黒まどか。

「そして、恐らくは、
ビクトリーは、もう……」

 はやてが、ビクトリーの動向を見守る。

「広域個別照準、――完了!」

「艦首――拡散魔導砲、エネルギー充填、
120パーセント!」

 ビクトリーの火器管制係が、
リンディ提督に、報告する。

 頷いたリンディ提督は、一度
深呼吸すると、――

「拡散魔導砲、発射――――――!!!」

 ビクトリーの艦首から、撃ち出された、
魔導砲は、――しばらく、宇宙を直進してから、
花火の爆発のように、拡散して、――
残存していたまどか軍団を直撃した。

「あああああああああ――――――ッ?!」
 叫び声をあげる黒まどかの、眼前で、
消滅していくまどか軍団。

 ――それは、――戦いの終わりが、
近い事を告げていた。

◇ ◇ ◇

 それは、はやてと、黒まどかの
決着が付く少し前。

「ちょっと、あんた達!

 何を、もたもたやってんのよ!」

 リナと、ナーガは、――『戦いの因果の糸』を
破壊する事にやっきになっている――
ほむら達、魔法少女のところに到着した。

「あ、あなた達は、――」

「で、伝説の魔道士、

 リナ・インバースと、サーペントのナーガ?」

 マミと、ほむらが、伝説の人物を前に緊張する。

「あー、あたし達の事は、まあ良いわよ。

 それで、ナントカの糸、と言うのは、
まだ壊せない訳?」

 大事な事を確認するリナ。

「は、はい。

 さくらさんから、借りたこの
『ホープ・ソード』や、他の人の攻撃魔法を、
もう何度も、撃ち込んでみたんですが、
全然効果が、出ていないようです」

 ほむらが、少し疲れた顔をして説明する。

「ふむ? あの矢が刺さっているポイントよね?」
 ほむらに、質問するリナ。

「はい。 肉眼では見えませんが、
あそこを狙えと、シグナムさんが」
 ほむらは、事実のみ答える。

「実際には、魔力の影響は少しずつ、
蓄積しているようね。

 ようは、諦めない事よ。

 あたしも、昔、何度も挫けそうになった事が有る」

 リナは、ふと、親しい友人達の顔を思い出した。

「ええ? リナさんが、ですか?」
 マミが、驚いて尋ねる。

「うん、……。

 大切な人達を、人質に取られたりしてね。

 そんな時、別の人が、励ましてくれたり」

「そう、ですか」
 
 ほむらは、この人がどれだけの、
つらい戦いに耐えて、最強の魔道士になったのか、
想像してみた。

 それは、ほむらが、繰り返した
あの悲しい戦いにも、似て、……。

「それより、問題は、……。

 よし!

 あたしが、奥の手を使ってみる!

 ただし、それでも、少し切れ目が入る
程度だろうから、後は、あなた達の努力次第よ!」

「はいっ!!」

 リナの言葉に希望を見出したほむらが、答えた。

 「…… ナーガ!」
 リナは、退屈そうに、話を聞いているナーガを
呼びつけた。

「え、何?」

 ナーガは、今にもあくびとか出しそうな、
ダレ具合である。

「いい、ナーガ?

 あたしは、これから、大技の準備に、
入るから、完全に無防備になるの。

 だから、あんたは、敵軍が接近してこない様に、
援護してちょうだい!」

 ナーガは、信頼は、出来ないが、
活用すれば、とっても便利!!

 そう思っているリナは、援護を頼んだのだが。――

「ふっ!

 なら、援護してあげるかわりに、
今まで、あなたから借りたお金は、全額チャラね!!」

 その、でかい胸を『プルルルルン!』と
揺らしながら、ナーガが、でかい態度で、
リナに言う。

「そんな、取引があるかぁぁぁぁぁっ!」
 つばを、すっとばして、拒否するリナ。

「ほーっほっほっほ!

 この、条件を飲まないのなら、
今後、どこかの国でおいしい食べ物を、見つけても、
リナには、もう、おごってあげないわ!」
 ――猛烈に、せこいナーガ。

「ぐっ! そ、それは、痛くないようで、
意外と、痛いような気もしてくるっ」

 気がするんかい!

 こう言う大人になっちゃ、いけません!!!

 いきなり始まった交渉に、かたまっている魔法少女達。

「な、なら、チャラにする金額は、
全額の一割ね」

 リナも、負けじと、せこい。

「な、七割!」
 七割で良いのか、ナーガさん?

「二割よ! 二割!!」
 即答するリナ。

「ううっ! ろ、ろ、ろ、六割!!!」
 汗をかき始めながら、答えるナーガ。

「に、に、に、20.3パーセント!」
 とうとう、パーセントを出した、リナ。

「60.5パーセント」

 増えてるぞ、ナーガ。

 計算が、出来ないらしい。

 ……………………
 魔法少女達も、『これ、いつ、終わるの?』
と言う呆れ顔をしていた。

「さ、さ、さ、さ、三割ぃぃぃ――!!!
 
 こ、こ、これ以上は、
絶対に、譲歩しないわよ!

 ナーガ!!!」

 最後通告するリナ。

「せ、せ、せめて、半額にぃぃぃ――――!!」

 なんか、泣き始めちゃったナーガ。

 この、時点で、両者の主張には、――
20パーセント(二割)の開きが、有る訳だ。

 (もともとリナ達の世界に、
割、や、パーセントの概念があったのか、不明。
 ……無かったかも、知れない。)

 ――その時、

「リナ・インバースと、
サーペントのナーガ!!

 貴様ら、一体何を、ゴチャゴチャやっている?!

 さっさと、この子達を、支援せぬかっ!!!」