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緊急指令!鹿目まどかを抹殺せよ! リリカル☆マギカ(第2話

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「だが――分からん事を、あれこれ考えても、
しかたあるまい。

 大事なのは――今、何をすべきか、じゃ」

「はい――」

「では、話を元に戻そう。

 ――結局リインの予知は、
現実のモノとなった。

 そこで、このワシの出番となった訳でな。

 この『黒い鳥』は、ワシの生体端末でな、
名前は『ゾラ』。

 お前の、サポートをするために、
創りだした。

 こやつを、通せば、ワシの『超次元システム』の
チカラを、かなり、こちらに伝える事が出来る。

 しかも、この『ゾラ』の内部には、細菌サイズの
小型版では、あるが、『超次元システム』の
レプリカ(複製品)も、搭載してある。

 これを、活用すれば、お前は、自分の巨大な
魔力を自在に制御出来るように、なるじゃろう」

 サリーの説明に、一同の表情が、
明るくなる。

「そ、それじゃあ!」

 一番、明るい顔に変化したのは、
もちろん、ほむらである。

「だが、自分の体と心を鍛えるのも、必要じゃ。

 強い魔力に、振り回されぬ、ためにもな!

 予定通り、皆、鍛錬に励むが良いぞ!

 これから先、この世界に迫る危機から、
宇宙の平和と、人々の幸せを、
守るためにもな!」

 サリー、いや、黒い鳥『ゾラ』は、
最後に、えらく気になる、事をしゃべった。

「サリー殿、いや『ゾラ』殿?

 それでは、やはり?」

 シグナムは、さっき、巴マミが話した、
事を思い出した。

「うむ!

 危機は、そこまで、迫っておる。

 皆、精進するが良い!」

 『ゾラ』は、まどかの肩に、
飛び乗って、そう言った。

「はい!

 私、頑張ります!」

 笑顔の戻った、まどかであった。

「私も、まどかと一緒に戦うわ!

 ずっと、そばで、あなたを、守る!」

 改めて、まどかを守る事を決意するほむら。

「まどかを守るのは、
ほむらだけじゃないぜ!

 友達で、仲間だからな!」

 笑いながら、宣言する杏子。

 改めて、自分は、
とても、幸せだと思うまどか。

「やっぱり、皆がいてくれて、
良かった。――

 私は、幸せ者だよ。

 それじゃ、――

 これから、よろしくね、『ゾラ』!」

「うむ!

 よろしくな、まどか!

 頼ってよいぞ!」

 即答するゾラ。

「私を忘れないでー。

 ぼっちは、いやー」

 最後に、慌てて、
存在をアピールする、巴マミ。