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緊急指令!鹿目まどかを抹殺せよ! リリカル☆マギカ(第2話

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(――が、その前に、まどかは、暗い映画館の中で、
暁美ほむらに、襲われそうである)

「いやあああん!」 

◇ ◇ ◇

《 七人の魔導師 編 おまけ 》

「ええー?!

 ず、ずるいっ!

 ずるいよ、フェイト!

 昔、約束したじゃないかっ!
 
 『ふたりで、いっしょに』

 『七人の勇者』の仲間になって、

 『魔王』を倒そうって!

 どうして、あたしを、仲間はずれにして、

 自分だけが、なのはや、まどか達と、仲良く、

 七人の勇者になって、魔王を倒してんのさ!

 ひどいよ!!

 こんなの、あんまりだよ!!!」

 そう、ぷんすか、怒っているのは、
ハラオウン家の、お手伝いさんで、
フェイトの『使い魔』の、アルフだった。

 今は、エプロンをつけた、美少女フォームである。

「ごめんね、アルフ。

 でも、今回の件は、本当に、いきなりで、

 ――私も、『魔王』なんて、出てくるとは、
思わなかったし――
 
 後で、まどかちゃんに、聞いたら、
『魔王』は、倒したわけじゃなく、ただ、
眠ってもらっただけだって。

 その『魔王』も、決して、悪者だった
わけじゃないし――」

 アルフに言い訳しているのは、彼女の
ご主人様である、フェイトだった。

 ここは、ミッドチルダの静かな、
住宅地にある、ハラオウン家の、『家の中』。

「そして、戦ったのは『七人の勇者たち』
では、なく――『七人の魔導師』だった、
と言う訳だ。
 ネット小説のネタにでも、なりそうな
話だね」

 そう言うのは、フェイトの義理の兄である、
クロノ・ハラオウン(提督)である。

 兄妹は、夕食の準備が出来るのを、
待ちながら、今回の騒動についての、話を、
していたのだ。

「もう! 兄さん、からかわないで!

 皆、すごく大変だったんだから!

 特に、まどかちゃんは、大活躍で!」

 ふくれっ面で、解説する、フェイト。

「あら、面白そうね!

 何のお話?」

 美味しそうな、夕食のオカズがのった皿を抱えて皆のいる
テーブルに、やって来たのは、リンディ・ハラオウンであった。

「あ! 母さん!

 ええと、――あのですね…………」

 もう一度、説明を、開始する、フェイト。

「あーちょっと!

 私にも、聞かせてよ!」

 クロノの妻の、エイミィも、サラダをのせた
皿を持っての、登場である。

「私も、聞きたーい!!」

「ボクも、ボクもー!!」

 クロノと、エイミィの、『子供達』も、大騒ぎだ。

「こんばんわ!」

「お邪魔しまーす!」

 そんな、ハラオウン家に、乱入したのは、
なのはと、ヴィヴィオの『高町親子』である。

 ――その夜、

 ハラオウン家には、みんなの
楽しそうな、笑い声が、
夜遅くまで、響いていた。