Plam4
最低のペア
潜入捜査でキャバクラ接待なんてこったい。ありがち展開発動だよ。でも、まあこういう店から攻めると、面白いくらい簡単に尻尾つかめんだよね。裏の世界だろうがなんだろうが、おっさんはおっさんだってことかもね。そう、おっさんはおっさんだ。アジアの裏を支配しつつある男でも、老舗マフィアの男でも。まあ豪華なおっさんです。でもオレだったら絶対嫌だね。そんなおっさんの酒に付き合うの。だって五体満足がいいだろう誰だって。ああ、話それた。つまり。
つまり。女の子で周り、囲わないでほしい。いや、女の子はいいんだよ。キレイだし可愛いし。オレゲイじゃないし。潜入捜査でも役得だし。
「これとの関係?セフレ」
タッグ組んでの潜入捜査のたびにね、ゲイネタから女の子の掴みを取る最低の男がいるんで。こいつですよ。今オレの尻を揉むために生まれたって顔して揉んでる、こいつ、雲雀恭弥です。マジで一回ヤバいモンスターな女の子が、ヒバリさんに惚れちゃって、オレ刺されかけたことあるし。けっ。
バーカ、バーカ、バーカ。
オレはノンケ。あんたもノンケ。
でもな、結局は体に心って引きずられるんだよ。
バーカ、バーカ、バーッカ!
尻、これだけ揉んだんなら突っ込めってんだよ。ノンケのぼうや!