二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

この笑顔を忘れない

INDEX|23ページ/37ページ|

次のページ前のページ
 



それからしばらく経ったある日だった。
珍しく敵襲に手こずっていた。

全員が戦闘に加わっていた。
それぞれ目の前の敵を必死に倒していた。
俺も必死に目の前の敵から逃げたり、攻撃したり、仲間の援護をしていた。
でも、次の瞬間信じられないものが目に飛び込んできて俺は走り出してた。

「ゾローーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」

一番強い相手と戦っていたはずのルフィの叫び声が聞こえた。
俺は襲ってくるだろう痛みを目を硬く閉じて待ち受けていたが、
その痛みが襲ってくることはなかった。

恐る恐る目をあけると、
俺の目の前にはナミ、チョッパー、ロビン、ブルック、フランキーが居た。
俺もそうだが、全員が同じように両手を広げていた。

俺が振り返るとそこには驚いた顔をしたゾロが居た。

「・・・良かった。」


こっちの状況を確認したルフィが笑い、
親玉を一気にぶっ飛ばしケリをつける。
それを見た雑魚共はビビって皆一斉に逃げていく。

それを確認して、俺の前に居た全員が振り返ってきた。

「「「「ゾロ大丈夫!!??」」」」

「・・・・・あっあぁ、」



俺だけじゃなかった。
気付いたのは皆も同じだったんだ。
それに、皆も同じ思いだったんだ。


ゾロの背中を託されたい。


「俺が一番乗りだーーーーーっっっ!!!!!」




なぁサンジ、
お前の空けた穴はそりゃもうデカかった。

でもよ、お前は俺達が居るから空けることが出来たんだよな?
俺達なら大丈夫だって思ったんだよな?

サンジ、俺達はまた強くなったぞ。
早く戻って来い。

でないと俺様がでっけぇ穴、埋めちまうぞっ!!!



作品名:この笑顔を忘れない 作家名:おこた