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この笑顔を忘れない

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「起きたか?」

「あぁ、今回はどれぐらい寝てた?」

「2日だな。」

「そうか。」


「アイスのおっさん呼んでくれ。」

「・・・・分かった。」


サンジが船を降りてから、
サンジの面倒を見てくれたのはアイスバーグとパウリーだった。


サンジは船を降りてしばらく経った頃から寝ることが多くなった。
最初は寝過ごしたと思っていた。
それからは常に眠気に襲われるようになり、今では1日寝てしまうことは普通。
長いときは2日間眠りつづけてしまう。

起きていられる時間はほんのわずかだった。


「呼んだか?」

「船に戻る。」

「・・・・・・・。」

「今までありがとな。」

「・・・・どうってことない。」

「なぁ約束だけは、ちゃんと守ってくれよ。」

「・・・本当にそれでいいのか?」

「あぁ、もしかしたらあんたが責められる。だが、悪ぃな。」

「・・・・・。」

「俺の病気はストレスからきたもんだ。」

「だが・・・」

「頼む。」

「・・分かった。」

「感謝する。」

「約束は守ろう。」

「あぁ、ちょっくらまた寝るわ。」

「・・・・・分かった。」

「おやすみ。」



「サンジはまた寝たのか?」

「あぁ、起きたら船に戻るだろう。」

「・・・・そうか、
美味い飯作るんだろうな。」


「当然だろう。」

「フランキーの奴が羨ましいぜ。」

「幸せもん達だ。」




作品名:この笑顔を忘れない 作家名:おこた