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―――もうああいうの来ないでほしいなあ……村荒らし……。

　家に帰って、カップラーメンをすすりながらわたしは言った。

「なんでですかぁ？」
―――刺激的すぎるよ。わたしは夕食の献立を考える生活の方が似合ってるし。明日あのチビたち呼んで村の整備しなくちゃ……。
　　　ところで、とまとってのんびりしてるようで意外にしっかりしてるんだね。
「意外ってなんですかぁ！」

　とまとがふくれて見せた。それに笑って冗談だと言おうとしたけれど、疲れのせいか乾いた笑いしか出ない。早くお風呂はいって眠りたい。
　すると、とまとが言った。

「ところでさくらさん」
―――何？
「いつまでマスクかぶってるんですかぁ？」

……あ。