学園戦争サンドイッチ3
そうして。
静雄からも、臨也からも。二人から帝人は迫られるようになってしまった。
「俺とコイツのどっちを選ぶかって? 選べって?」
選べるわけがない。
帝人は、二人をキッと睨みつけると、思いの限りをつくして叫んだ。
「僕は普通に女の子が好きなんだーっ!!」
だけど、きっと、この先帝人の恋のお相手は問答無用で、情報屋を営む黒髪の男か、池袋最強の冠を抱くことになる金髪の男になってしまうのだろう。
どちらになるのかは、それは、未来のお楽しみ…。
【END】
作品名:学園戦争サンドイッチ3 作家名:織 夢月