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こごえた爪先は きみのせい
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余裕のフリで伝えると、よっ、と抱えなおし、公道へと戻る階段をのぼった。
赤い顔をかくすようにうつむいたやつの、風にながされた茶色い髪が頬をくすぐり、つづけて、冷え切った赤い鼻先が、顎下にすりよる。
バイクのシートに置いた相手が、冬の海ってほんと寒いね、と試すように聞いたので、そのまま片腕をまわし、恋人のようにくちづけた。
冬の海はいい。
いまさらだろうが、なんだろうが、
――― 暖めあう理由をつくってくれるから。
作品名:
こごえた爪先は きみのせい
作家名:
シチ