長男サンジ①
料理の感想は言うまでもなく。
大絶賛だった。
ルフィとゾロの手は休まることなく。
他のクルー達も幸せそうに食べていた。
(こりゃ作りがいがあるな。)
お皿は次々と空になっていった。
全員の腹が落ち着き、
サンジもやっとその手を休められた。
「そういえば、サンジ君っていくつなの?ゾロと同じ年かしら?」
「ゾロは今19だよな?」
「あぁ。」
「19ッッ!!!???・・・・いや、悪ぃ。」
「お前イチイチムカつく野郎だな。」
「いや、待てってそうじゃねーよ。」
「・・ぁあ?」
「俺が19と思われたのが吃驚だったわけ。」
「サンジはいくつなんだ?」
「30。」
「ぇ」
「「「「「えぇぇぇえーーーーー!!!!!??」」」」」」
「なっそんな驚くことじゃねーだろ!!」
「見えねぇ・・・」
「年上だったのね。」
「これには驚いたわ。」
「一番年上だとわな。」
「俺も驚いたぞ。」
「同じ年じゃなかったのか。」
「・・・・俺ってそんなに童顔?」
「「「「「「うん。」」」」」」
(・・・髭伸ばそうかな。)
「でも、言われてみればそうかも。」
「ナミちゃんv」
「さっきは髪の毛おろしてたけど、今みたいに結ってると大人っぽい。」
「・・・いやいやナミちゃん、ぽいって。」
「確かに、ぽいな。」
「おい。」
「髭はやせばもっとぽいんじゃね?」
「だからぽいじゃねー!!俺は正真正銘30歳だっ!!!!!!!!」
「えばって言うことじゃねーだろ。」
その夜は女性陣とチョッパーにのみデザートが振舞われ、
その他は年上を敬えと食器洗いを命じられた。
長男サンジ奮闘記
続く!!??