『ごめんなさい。これが最後の愛し方だったから』
「……パチェ。我が儘言っても良い? 今夜は一緒に寝てくれる……? それとも、もう貴女の前で弱いところ見せちゃ駄目?」
レミリアとパチュリーはベッドにその身を横たえて、お互いに手を繋いだまま言葉を交わす。
「――良いのよ。魔女は悪魔と契るモノだもの」
パチュリーはレミリアの小さな身体に覆い被さるようにして唇を奪った。
『――Until you sleep in end of tonight(今宵、貴女が眠りに落ちるまで……)』
作品名:『ごめんなさい。これが最後の愛し方だったから』 作家名:清明@