いつまでも、貴方の幸せを祈っています。
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数年後…
太「おーい、妹子~?妹子~~!!」
妹「なんですか、太子」
太「なんだ、そこにいたのか!今日は出かけると言ってただろう?早く支度するでおま!」
妹「はい、今行くので待っていて下さい!!」
曽良くん、僕は今日も生きています。
太子は相変わらずバカばかりしでかして毎日が慌ただしく過ぎていきます。
この調子だと曽良くんの分まで長生きするってのはいつの間にかできていそうです。
ただ…一つだけ、曽良くんの我が儘で聞けない事があります……僕が幸せになるということ…曽良くんのいなくなってしまったこの世で僕は幸せになんかなりたくない…幸せになんか…なれないんです………
曽良くん、君は今でも僕の幸せを願っているの?…………
END
作品名:いつまでも、貴方の幸せを祈っています。 作家名:*箱猫*