0130~110th Anniversary~
*おまけ(期待という二文字は例外なく返品されます)*
島国じゃないよ!残されたメンバーだよ!CP要素の欠片もないよ!
二人がイチャコラしてる中、家の外では例のごとく説明はいらないメンバーが覗き見(としか言いようのない)していた
壁が少なく、襖や障子で風通しが良いことを売りにしている日本家屋は逆説的に覗き見がしやすいのだ(塀や植え込みはあるはずなのだが)
「全く!あんなベタベタしちゃって、最悪なんだぞ」
「当の本人たちは至って真面目なんだろうけどねぇ・・・」
「あれで真面目ならルートビッヒ君なんかはどうなっちゃうんだろうね」
「眉毛気持ち悪いある、我の可愛い菊から離れるあへん・・・どうせならにーにの胸に飛び込んでくる方がいいあるよ」
「耀!抜け駆けは許さないんだぞ!!」
「お前はあの眉毛の面倒でも見てろある・・・」
「嫌だよ!!俺だって菊の方がいいんだぞ!」
「アーサーの方がいいなんて言うヤツ誰もいないよ・・・」
「マシュー君とか貰ってくれそうじゃない?」
実はさっきから背後にいちゃったりするマシューは「やっと僕の番が・・・!」と思って言葉を紡ごうとしたものの
「誰あるかソレ」
という耀の言葉に気おされて熊三郎さん(仮)に自分の名前を確かめたりしている
何はともあれこちらも平和である
作品名:0130~110th Anniversary~ 作家名:スピカ@黒桜