情人好2
翌日、耀は一緒に暮らしている香を叩き起こし学校を早めに登校。理由は昨日の花束を机の上に置くためだ。
耀は香に一旦別れを告げ、とあるクラスへ向かう。アーサーのクラスへと…
教室のドアを恐る恐る開けた。誰もいないようだ。耀は安心し急いで彼の机に花束を置き教室へ向かった。
教室に入ると…
「…………は?」
花束が置いてあった。…自分の机に置いてあるが実はあそこは自分の所ではないのでは…?
そんなことを思いつつ近づいた。…しっかりと自分の席であった。花束を手に取るとはらりと何かが落ちた。メッセージカードみたいだ。
耀は拾い上げて読んでみる
“From someone who loves you”
“君のことが好きな誰かさんより”
「なぜこれが…?というより誰の悪戯あるかこれ…」
よくよく花束を見ると自分の一番好きな牡丹を中心になっている嬉しいが自分の好きな花を話した人間など限られている。…正直言って気味が悪い。
この花をどうしようか悩んでるところに一人の男が入ってくる
「あれ…耀ちゃん?」
「…ボヌフォアあるか」
「それ豪華だね〜どうしたの?贈り物?」
「合ってるちゃあ合ってるあるが…」
「へぇ〜…訳ありみた…へぇ…フムフム…そういうことね…へぇ〜」
フランシスは耀の持っている花束を見てはニヤニヤするので疑問に思い、早く教えろと言ったらヒントをくれた。
「まず一つ目。メッセージカードは何語?」
「…英語…ある…」
「二つ目。これは大ヒント!英語圏出身の人…って行っちゃってるし」