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兄弟

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(米)「カナダ!」
(加)「アメリカ!」
二人は、小さいころすごく仲良しだった。しかし・・・今では、イギリスとフランスに分かれて暮らしていた。
(米)「久しぶりだな!元気だったか?」
(加)「うん。元気だよ。アメリカも元気そうだね。よかった!」
二人は、イギリスとフランスとは、違い仲良しだった。
(加)「今日ね。ホットケーキ作ってきたんだ~一緒に食べよう。」
(米)「わ~い!俺、カナダが作った。ホットケーキ大好きなんだぞ!早く食べよう!」
そういって二人は、ホットケーキを食べ始めた。少したって大きな声が聞こえてきた。イギリスとフランスだった。
(英)「うるせ!バカ!」
(仏)「なんだと!」
そして、イギリスは、アメリカのところに来た。
(英)「アメリカ!帰るぞ!」
アメリカはイギリスに言われて、仕方なく変える準備をした。
(米)「ごめんね・・・・カナダ・・・また喧嘩なんだぞ・・・」
(加)「いいよ~いつもだから慣れてるし。イギリスさんの期限が治ったらまた来てね!また、何か作って待ってるよ。」
(米)「うん。楽しみにしてる。じゃあね。」
アメリカは、帰って行った。
そして、次の日になった。
イギリスは、何やら準備をしていた。普通にお出かけという感じの準備では、なかった。
(米)「イギリス?何してるんだい?」
(英)「ああ、アメリカか・・・戦争だよ。」
(米)「えっ・・・・・誰とだい・・・・?」
アメリカは、予想はしたが、聞いてみた。
(英)「もちろん。フランスとだ。」
(米)「そう・・・・怪我しないで頑張るんだぞ・・・」
アメリカがそういうとイギリスがアメリカに言った。
(英)「今回は、お前にも戦争に来てもらう。」
(米)「えっ・・・・だって・・・・あそこは」
(英)「そうだ。カナダもいる。」
アメリカは、そういわれて一瞬頭が真っ白になった。
(米)「やだぞ!やだぞ!そんなの絶対に!カナダだって賛成しないさ!」
そういってアメリカは、イギリスの家を出て行った。
アメリカは、泣きながら走った。
泣きながら走っていると・・・・前から歩いて誰かが歩いてきた。
アメリカは、その人とぶつかってしまった。
(米)「すみま・・・・カナダ!」
それは、カナダだった。
(加)「アメリカ・・・・・」
(米)「カナダも話を聞いたんだね!いやだよね!絶対に!」
(加)「ごめん・・・・アメリカ・・・僕フランスさんに・・・・賛成した。」
(米)「えっ・・・・」
アメリカは、動きが止まった。
(加)「今は、まだ戦いが始まってないけど・・・早く僕の前からいなくならないと・・・殺すよ・・・」
カナダは、右手に銃を持っていた。
アメリカは、すぐに逃げた。
その走るアメリカを見ながらカナダは・・・・
(加)「ごめんね・・・・アメリカ・・・・」
泣いていた・・・・
アメリカは、もう、何キロも走った。ここがどこなのかもわからなかった。自分では、イギリスのほうに帰っているつもりだった。
(?)「アメリカさん・・・・?」
アメリカは、その声に反応して、そっちを向いた。
(米)「・・・・・日本・・・」
日本だった。日本は、アメリカが泣いていることに気が付くとすぐに自分のハンカチを取り出して、アメリカに差し出した。
(日)「何があったか、わかりませんが・・・・とりあえずこれを・・・」
(米)「ありがとう・・・・・日本・・・・」
そのあと、少し落ち着いたアメリカが、日本に今あった事をすべて話した。
日本は、真剣に聞いてくれた。
(米)「・・・・・・というわけなんだ・・・」
(日)「そうですか・・・・イギリスさんとフランスさんが・・・・・」
アメリカは、話した後に・・・・
(米)「やっぱり俺も・・・・イギリスに賛成したほうがいいのかな?」
(日)「・・・・・それは、私にはわかりませんが・・・・私も一様兄・・・兄弟を持っている身・・・・アメリカさんの気持ちは、わかります。」
(米)「日本・・・・」
(日)「それに私は・・・・一様兄である中国さんを二回も裏切りました。育ててくれた方に恩も忘れて・・・・」
(米)「やっぱり兄弟と戦争なんて後悔した?」
(日)「しました・・・・でも、アメリカさんにとっては、イギリスさんも兄のような存在なのですから、難しいですね・・・・」
(米)「いや・・・・ありがとう。日本の話を聞いていたら、元気が出てきたよ。ありがとう」
(日)「いえ・・・・」
(米)「ところで・・・・ここは、どこだい?」
(日)「えっと・・・・イタリアです。」
アメリカは、走る方向を間違えたと言って、イギリスのほうに帰って行った。
そして・・・・
(米)「イギリス!」
(英)「アメリカ!よかった!帰ってきたか!心配したんだぞ!バカ!」
(米)「ごめん・・・・でも、俺決めたよ。イギリスと一緒に戦争する。俺も戦うよ・・・・・」
(英)「本当にいいのか・・・・」
(米)「うん・・・・今俺の兄弟は、イギリスだし・・・・後で後悔しないために
・・・・俺やってみる。」
(英)「そうか、ありがとう。アメリカ・・・・」
こうして・・・・アメリカは、戦うことに決めた。その日に日本は、イタリアの家に枢軸三人で泊まることになり、ドイツと二人で部屋にいた。
(独)「・・・・・久しぶりだな。日本。」
(日)「はい。ドイツさん・・・・」
(独)「そういえば、今イギリスのところとフランスのところが戦争するって言ってたよな・・・」
(日)「はあ・・・・それがどうかなさいました?」
(独)「これは、チャンスじゃないかと思ってな・・・・あいつらが喧嘩しているうちに、アメリカとカナダを倒し・・・・落ち込んでいるイギリスとフランスを狙えば・・・・勝てるんじゃないか?我が枢軸は・・・」
(日)「えっ・・・・ドイツさん・・・・?そんなのズルいですよ。」
(独)「勝つためだ。仕方ない。よし、イタリアが来たらさっそくこの作戦を・・・」
ドイツが、立ち上がった瞬間何か痛みが走った。
(独)「に・・・・日本・・・・?」
(日)「はっ!」
日本は、体が勝手に動いてしまっていたようだ。ドイツを短刀で刺していた。しかも・・・その時にドアが開きイタリアが見てしまった。持っていた。お菓子とジュースを落としてしまった。
(伊)「日本・・・・なにやって・・ドイツ!」
イタリアは、すぐにドイツに駆け寄った。
日本は、自分の持っている短刀を落とし、何も言わずにその部屋を出て行った。
(伊)「日本!」
イタリアは、急いでプロイセンに電話をした。
(伊)「プロイセン早く来て!お願い!」
プロイセンは了解してくれた。イタリアは、そうして日本を追いかけた。
(伊)「日本!日本!待って日本!」
イタリアは、すごい後に日本を追いかけたが、イタリアは足が速くすぐに日本に追いついた。
(日)「すみません!イタリア君!すみません!私を殺すなら早くしてください!」
イタリアは、日本にハグをした。
(日)「イタリア君・・・・」
(伊)「日本のバカ!日本がしなくてもよかったのに・・・・俺もあんなこと賛成しないし。俺が森あそこにいたら俺がドイツを刺していたと思う。」
(日)「イタリア君さっきの話聞いて・・・・」
作品名:兄弟 作家名:mai