兄弟
(伊)「だった・・・・俺・・・アメリカと一緒だもん。兄弟いるもん・・・・ドイツにもいるのに、何であんな作戦立てたんだろう。バカだよね・・・・」
(日)「イタリア君・・・・・」
日本は、だんだん涙を出して、大きな声は、出さないが号泣した。
(伊)「たぶん・・・プロイセン読んだから。ドイツも分かってくれるよ・」
二人は、ゆっくり家に帰った。
その時ドイツは、
(独)「くっ・・・・・」
プロイセンは、イタリアの家についた。
(普)「おい・・・・イタリア?出迎えもなしか・・・・・・・ドイツ!」
プロイセンがドアを開けると、ドイツが血を出して倒れていた。
(普)「おい!大丈夫か!誰がこんなこと!」
(独)「兄さん・・・・」
(普)「しゃべるな!すぐにいたくなくなるからな!」
プロイセンは、自分が知っている治療法でドイツを治した。
(独)「ありがとう。兄さん・・・少し楽になった・・・・」
(普)「それは、いいけど・・・・いったい何があったんだ・・・」
(独)「俺が・・・・・悪いんだ・・・」
ドイツはさっき話したことをすべて話した。
(独)「そう言えば・・・・日本は、二回も兄さんを裏切ったんだったよな・・・・何であんなこと。兄弟を狙おうとした俺がいけないんだ。」
(普)「そういう事だったのか・・・・ドイツ・・・反省しているなら。日本も許してくれると思うぞ」
(独)「ああ、ありがとう。兄さん・・」
そして、日本とイタリアが戻ってきた。
(日)「ドイツさん。すみません。私何か混乱していたみたいで・・・・」
(独)「いや、お前の気持ちも考えずに作戦を立てた俺の責任だ。すまない。日本・・・・」
二人は、頭を下げた。
(伊)「こうなったら、イギリスとフランスの戦争に参戦じゃなくて、アメリカとカナダが公開する前に、イギリスとフランスの喧嘩を止めないとね!」
みんなうなずいた。
そして、戦争の日・・・・
(英)「いいな・・・・アメリカ準備できてるか?」
(米)「もう。バッチリなんだぞ!」
・・・・・・・・・・
(仏)「絶対勝つからね。カナダ~」
(加)「うん・・・・・フランスさん・・・・」
そして、戦争が始まった。
(英)「どんどん!撃て!」
イギリスは、大砲をどんどん打った。
(米)「こっちもイギリスの支持に従え!どんどん撃つんだぞ!」
アメリカも自分の下の人に命令を送った。
(仏)「なんでも!使っていい!どんどん撃て!」
(加)「フランスさん!僕たちもいきます!」
こうして、砲弾の雨あられになった。
その時・・・・・
(日)「やめてください!イギリスさん!フランスさん!」
(英・仏)「日本・・・・!」
(米)「・・・・日本、なぜここに・・・・」
(日)「私たち枢軸は、二人の喧嘩を全力止めさせてでもらいます!」
ドイツと日本は、イギリスとフランスの歩兵たちををどんどん峰うちをし始めた。
イタリアもドイツに教えられたように、プロイセンと頑張った。
(英)「くそ!邪魔するな!枢軸!」
(仏)「いい加減にしろ!」
フランスの声にみんなが止まった。
(仏)「イギリスも早く降参しな・・・・さもないと、アメリカがどうなってもいいのかな?」
いつの間にか、アメリカはつかまっていて、カナダが銃でアメリカの頭を狙っていた。かなりの至近距離なのでよけることも無理だった。
(仏)「さあ、早撃て・・・・カナダ・・・・」
フランスは、アメリカを殺す気満々だった。
そして、銃の音とともに一瞬男が止まった。
しかし・・・・アメリカには、痛みはなかった。
倒れたのは、カナダだった。
(米)「えっ・・・・カ・・・カナ・・」
アメリカが後ろを向くとカナダは、呼吸が荒くなり、アメリカに言った。
(加)「ごめん・・・・・アメリカ、僕に君を殺すのは・・・無理・・・だったみたい・・・・・・・・・・・・・僕、アメリカと・・・兄弟で本当に・・・・・よかったと思うよ・・・・くっ!アメリカ・・・・・・また逢えたら・・・」
カナダの言葉の途中でまた、銃の音がした。次は、カナダの前でアメリカが倒れた。
(加)「アメ・・・リ・・カ・?どう・・・・し・・て」
(米)「死ぬとき・・・・・は一緒だぞ・・・・・・カナダだけを一人にさせない。・・・・・・・・・・・ね。カナダ・・・」
二人は、ゆっくりと目を閉じ最後に一緒の言葉を言った。
(米・加)「生まれ変わったらまた一緒に遊ぼうね・・・・・・・・・・・」
そして・・・・・
(英)「アメリカ・・・・・・」
(仏)「カナダ・・・・・・」
二人は、座り込んだ。完璧に戦意を無くした感じだった。
(日)「イギリスさん。フランスさん。これでもまだ、喧嘩をしますか?」
(英)「日本・・・・・」
(仏)「俺たち、もう・・・・」
(日)「ですよね・・・・私たちが一番守りたかったものが死に・・・・一つの大きな犠牲の前で、もう喧嘩なんてできませんよね・・・・」
(英)「これから・・・・どうすれば・・・・」
(仏)「・・・・・カナダごめんな・・・・お前を幸せにできなくて・・・」
(伊)「イギリス~フランス兄ちゃん・・・・二人は、幸せだった。みたいだよ。二人とも目をつぶっても笑ってる。きっと楽しかったんだよ。二人に出会えたことも。遊んだことも。だから、まずは、アメリカとカナダ二人で一つのお墓を作ってあげよう・・・・」
(日)「イギリスさん。フランスさん。どうですか?」
(英)「ああ。もちろんだ。」
(仏)「早く二人を一緒にさせてあげたい・・・・」
そして、みんなでお墓を作り始めた。
そして、一日たちお墓ができた。
二人を埋め。十字架を立てた。そして、その前でみんな泣いた。一番泣いていたのは、イギリスとフランスだった。
(英)「アメリカ!ごめんな!本当は・・・・・もっと遊ばせてあげたかったのに・・・俺たちの喧嘩のせいで!」
(仏)「カナダ・・・・お前のおかげで、楽しかった・・・・・もっと一緒にいたかった。ごめん!カナダ!」
二人は、泣きながら自分たちが後悔したことをすべて言った。その時、お墓に立てた十字架が光天を刺した。
上から、天使が二人の赤ん坊を連れて降りてきた。
(英)「まさか・・・・」
(仏)「・・・・・こんなことって・・・」
その赤ん坊を二人に差し出した。
差し出したら天使はすぐに消えて行った。
(英)「アメ・・・リカ・・・」
(仏)「カナ・・・ダ・・・・」
二人は、また、涙がどんどん出てきた。
(日)「二人の思いが、天に届いたんですね。」
(伊)「こんなことあるんだね~」
・・・・・それから十年後・・・・
(米)「イギリス!早くいくんだぞ!」
(英)「ああ!わかってるって!」
(加)「アメリカ!」
(米)「カナダ!」
(仏)「イギリス・・・遅いぞ!」
(英)「すまん!すまん!花選びに時間かかっちゃったって・・・・」
(仏)「まあ、今日は、一年に一回の大事な日だからな・・・」
そして、四人は、あのお墓に言った。
(米)「そういえば・・・・昔から気になっていたんだけど・・・・」
(加)「これって誰のお墓なんですか?」
(英)「えっ・・・・・」
(仏)「それは・・・・」
二人は一瞬返答に困ったが・・・・