島国さん~2~
「はぁぁ…終わった…」
アーサーは一人、生徒会の仕事を終え帰宅するところだった。
「もうすぐで……か…早いもんだな」
そんなことを思いつつふと前を向いたら菊と桜が歩いていた。
そして桜あが立ち止まり、何か話し始めた。
何の話をしているのか少し気になり、少し駆け足で彼らの元へ
近くまで来たので声をかけようとしたが
「意中のお相手…聞いたことがありませんが…」
え…意中のお相手……?
アーサーは驚き思わず声をかけるのをやめ、近くにあった木の後ろに隠れる。
彼が隠れているのを知らない二人は話を進める。
(やめろ…聞きたくない…ここから離れたい…やめろ…やめてくれ……)
ここから今すぐ立ち去りたかったが、足がいうことをきかず菊たちの話がすべて筒抜け。
しかもそこにとどめが
「まさか…そのお相手は男というのは…」
「そ、そんなわけないでしょう!!」
(うわ…振られたも同然じゃねぇかよ…)
アーサーは奥歯をかみしめて校舎のほうへと向かった。
アーサーは一人、生徒会の仕事を終え帰宅するところだった。
「もうすぐで……か…早いもんだな」
そんなことを思いつつふと前を向いたら菊と桜が歩いていた。
そして桜あが立ち止まり、何か話し始めた。
何の話をしているのか少し気になり、少し駆け足で彼らの元へ
近くまで来たので声をかけようとしたが
「意中のお相手…聞いたことがありませんが…」
え…意中のお相手……?
アーサーは驚き思わず声をかけるのをやめ、近くにあった木の後ろに隠れる。
彼が隠れているのを知らない二人は話を進める。
(やめろ…聞きたくない…ここから離れたい…やめろ…やめてくれ……)
ここから今すぐ立ち去りたかったが、足がいうことをきかず菊たちの話がすべて筒抜け。
しかもそこにとどめが
「まさか…そのお相手は男というのは…」
「そ、そんなわけないでしょう!!」
(うわ…振られたも同然じゃねぇかよ…)
アーサーは奥歯をかみしめて校舎のほうへと向かった。