衝動SSまとめ(drrr)
臨帝
2012/2/29更新
vassalordパロ?
ヴァンパイアネタです。
帝人くんがヴァンパイアです。
※グロい表現ございます。出血多量でございます。
なんでもおkどんとこい!!!という方のみ閲覧して下さい;;
――――――――――――――――――――
「俺を隷属にしてよ。」
「良いですよ。」
そうしてあなたは僕の隷属となった。
僕の秘密に気付いた。
唯一の人間。
折原 臨也。
僕は興奮した。
初めて僕の真実に辿り着いたんだ。
長く生きてきて初めてだった。
すごく惹かれた。
これからどう動くのか。
何をどう思うのか。
楽しみで仕方なかった。
ワクワクが止まらなかった。
だから、隷属にすることも拒まなかった。
「ハハハハハハハハハハハハハッ
凄いよ凄いよっっ見てよ、ホラ傷がすぐにっっっ面白い面白い!!!」
あなたも随分興奮していた。
さぁ、これからどう楽しませてくれる?
僕の体を引き裂き、大量の血を浴びるように飲み、
真っ赤に染まる部屋を見て笑う。
「良い眺めだ。」
転げ落ちた僕の腕を拾い、指を曲げて遊び出す。
「心臓が無事なら本当に死なないんだね。」
フフッハハッハ最高だ――
「愛してるよ帝人。」
「僕も好きですよ。」
僕の上に乗り、腹の中を抉る。
「・・ぅっ・・ぁぁあ゛っ・・」
「ねぇ・・ここは――!!!!!
心臓を掴み上げる。
僕が
あなたの心臓を。
傷ひとつ無かった体からボタボタと血が流れ出る。
腕から伝い垂れてくる血をもう片方の手ですくい口にする。
相変わらずまずい血だ。
その辺の男となんら変わらない。
あぁイライラする。
指先に力を入れる。
「・・ぅうぁあ゛ーーっっっっ!!!!!!!」
「そこは触れるなと言ったでしょう。」
「ぐぁっ・・・あぁあぁぁーー・・ぅっ・・」
「良いですか、心臓は駄目です。
そこ触れられると、くすぐったくて何するか分かりませんよ?」
「・・・・・・っ・・・はっ・・ははっ・・・」
手の中でドクンドクンと動くそれを手放す。
「・・っ・・はぁはぁはぁはぁはぁ・・」
「そこ以外でしたら、どうぞ。」
「・・ははっ・・本当に君は最高だ。」
「知ってますよ。」
あなたは満たされ部屋を出て行く。
この部屋の掃除毎回大変だと言うのに。
平和島静雄にでもちょっかいを出しに行くのだろう。
そんなことのために隷属にしたわけではないのに、
もっと、
もっと、
この退屈な日々に・・・
体が全て元に戻り、シャワーをあびる。
まったく今日もつまらない。
期待外れだ。
さぁていつ殺そう?――
end
作品名:衝動SSまとめ(drrr) 作家名:おこた