二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

衝動SSまとめ(drrr)

INDEX|6ページ/6ページ|

前のページ
 

臨帝





2012/3/11更新

3/5更新の続き。

vassalordパロ?で、
ヴァンパイアネタです。
帝人くんがヴァンパイアです。

※グロい表現ございます。出血多量でございます。
なんでもおkどんとこい!!!という方のみ閲覧して下さい;;







――――――――――――――――――――





低い天井を見上げているのに、
視界がぼやけてしまってハッキリしない。

これだけの出血をしていれば当然か―――




あの日、僕は臨也さんを殺した。

あの人の体を突き破った腕。
そして心臓を放った手。

その感覚はいつまで残るかな・・・


あなたはとても面白かった。
本当に大好きでした。
でも、あなたの見つめた先が僕の求めるものではなかった。
期待した分、その落差は大きい。


だから殺したんです。




もう飽きたから。





でも――

あなたの居ない日々は、あなたを思い出させる日々に変わった。



あなたには分かってたんですね。
僕がいつかあなたを殺すということ。

僕は棺桶を失いました。
隠したの、あなたですよね?臨也さん。


まったく・・・

やることが子供です。


そして、あなたが殺人願望者に僕の情報をバラまいたおかげで。
ほら・・・見えますか?
部屋が真っ赤になっちゃったじゃないですか。

ここ数日、僕の体はいつだって何処かを失ってます。
あなたのせいで回復する時間すら無い。


どうしてくれるんですか・・。



これは復讐ですか?


いつもの悪戯ですか?



それとも僕に来て欲しいんですか?

同じ場所へ――



今、空腹で動けません。
あなたの血が飲みたいです。
あなたの本当にまずい血が―――














「帝人。」


「なんですか。」

「その顔は空腹なんでしょう?」


テーブルに突っ伏してふてくされた顔をしていた。
そんな顔は決まって空腹を我慢しているとき。
臨也はすぐにそのことに気付いた。

「・・・よく分かりましたね。」

「君の隷属だからね。」

「そういう臨也さんも、お腹空いてるんでしょう?」

挑発的な目で隷属だからと名乗るとき、それは臨也が空腹な証拠。
帝人はすぐにそのことに気付いた。

「よく分かったね。」

「あなたの主人ですから。」


「「首出して。」」


お互いがお互いの服を脱がし、
ベッドの上での二人の食事の時間。


君の血は本当に美味しいよ

あなたの血はいつだってまずい

それでも俺以外の血は飲んでいない

そういう主義なだけです

素直じゃないね

知ってます


好きだよ帝人


帝人に口付けをする。
そして呼吸が荒くなる頃合を見て、下唇に噛み付く。
そこから僅かに流れる血を舐めることが臨也は好きだった。


すぐ塞がって飲めませんよ?

それでも、好きなの。

もう・・・

帝人もする?

しません。

ハハッ照れた。

照れてません。

可愛いね帝人は――


















僕は唇を何度も噛み切っていた。

end


作品名:衝動SSまとめ(drrr) 作家名:おこた