衝動SSまとめ(drrr)
臨帝
2012/3/11更新
3/5更新の続き。
vassalordパロ?で、
ヴァンパイアネタです。
帝人くんがヴァンパイアです。
※グロい表現ございます。出血多量でございます。
なんでもおkどんとこい!!!という方のみ閲覧して下さい;;
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低い天井を見上げているのに、
視界がぼやけてしまってハッキリしない。
これだけの出血をしていれば当然か―――
あの日、僕は臨也さんを殺した。
あの人の体を突き破った腕。
そして心臓を放った手。
その感覚はいつまで残るかな・・・
あなたはとても面白かった。
本当に大好きでした。
でも、あなたの見つめた先が僕の求めるものではなかった。
期待した分、その落差は大きい。
だから殺したんです。
もう飽きたから。
でも――
あなたの居ない日々は、あなたを思い出させる日々に変わった。
あなたには分かってたんですね。
僕がいつかあなたを殺すということ。
僕は棺桶を失いました。
隠したの、あなたですよね?臨也さん。
まったく・・・
やることが子供です。
そして、あなたが殺人願望者に僕の情報をバラまいたおかげで。
ほら・・・見えますか?
部屋が真っ赤になっちゃったじゃないですか。
ここ数日、僕の体はいつだって何処かを失ってます。
あなたのせいで回復する時間すら無い。
どうしてくれるんですか・・。
これは復讐ですか?
いつもの悪戯ですか?
それとも僕に来て欲しいんですか?
同じ場所へ――
今、空腹で動けません。
あなたの血が飲みたいです。
あなたの本当にまずい血が―――
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「帝人。」
「なんですか。」
「その顔は空腹なんでしょう?」
テーブルに突っ伏してふてくされた顔をしていた。
そんな顔は決まって空腹を我慢しているとき。
臨也はすぐにそのことに気付いた。
「・・・よく分かりましたね。」
「君の隷属だからね。」
「そういう臨也さんも、お腹空いてるんでしょう?」
挑発的な目で隷属だからと名乗るとき、それは臨也が空腹な証拠。
帝人はすぐにそのことに気付いた。
「よく分かったね。」
「あなたの主人ですから。」
「「首出して。」」
お互いがお互いの服を脱がし、
ベッドの上での二人の食事の時間。
君の血は本当に美味しいよ
あなたの血はいつだってまずい
それでも俺以外の血は飲んでいない
そういう主義なだけです
素直じゃないね
知ってます
好きだよ帝人
帝人に口付けをする。
そして呼吸が荒くなる頃合を見て、下唇に噛み付く。
そこから僅かに流れる血を舐めることが臨也は好きだった。
すぐ塞がって飲めませんよ?
それでも、好きなの。
もう・・・
帝人もする?
しません。
ハハッ照れた。
照れてません。
可愛いね帝人は――
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僕は唇を何度も噛み切っていた。
end
作品名:衝動SSまとめ(drrr) 作家名:おこた