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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第1部

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001話 世界の破壊者とパンツと異世界





映司「…結構歩いたなぁ、でもいくら歩いても 木 ばっかりだなぁ」

無欲な青年、火野 映司 は、いまだに森を
さまよい歩き続けていた。

映司「お~い、誰かぁ!いませんかぁ~!?
助けてくださぁ~い!! …いるわけないか、
…困ったな、お前だったらどうする?
…… -アンク- 」

映司はポケットから2つに割れた『メダル』を取りだし、悲しげな顔をしてそれを
見つめる…。

映司「お前がいなくなってから、毎日が寂しいよ、アンク。いままでお前を復活させるため、いろいろな国を旅してきたけど何一つ
手がかりがなかったよ…、なんかもう、やっぱり無理なのかな…」

その時、いきなり木から果物が落ちてきて、映司の頭に…、

-ゴンッ!-

映司「…ッ! いってぇぇェェエ!!」

見事 hit した。

映司「…ははッ! そうだよな、俺、何弱気になってるんだろう、ごめんアンク!まだ俺諦めないから!絶対お前を見つけ出すから!」

映司は空に向かって叫びだした。

「必ず、お前を、見つけ出すからぁッ!!!」

叫び終わった後、映司は落ちてきて果物を手に取り、食べながら歩き出す。

映司「よし、頑張ってこの森から抜けだすぞ!次はこっちにいって 『おい、オーズ…』
…ん? だ、誰!?」

どこからか、声が聞こえてきた。

???「こっちだ、うしろだ。」

映司「うしろ?…あ! あなたは!? 」

そこに立っていたのは、
かつて「世界の破壊者」と言われた者、
『仮面ライダーディケイド』だった。

映司「お久しぶりです!ディケイドさん!
ショッカーの件以来ですね♪」

ディケイド「ディケイド『さん』ってお前…
まったくお前を呼びに『この世界』に来てみれば、お前こんなところで何してるんだ?」

映司「いや~旅してたら道に迷っちゃって、ははッ!、…ん?俺を呼びに来たってどういう意味なんですか?」

その場の空気が一気に変わった…。

ディケイド「いいか、よく聞けオーズ…、お前はこれからある世界に行ってもらう、そしてお前には『ある事件』を解決してもらう、
悪いがこれは『オーズ』にしかできないことだ、だいたいわかったな?」

映司「『だいたいわかったな?』…って全然わからないですよ!一体なにがどうなってるんですか!?だいいち、俺はもうオーズには…」

ディケイド「よし、よくわかってくれた、この世界のためにせいぜい死なない程度に頑張ってきてくれ、じゃあな。」

突如、映司の前に灰色のオーロラのカーテンが現れ、迫ってくる!

映司「ちょっとぉ! 全然話聞いてないじゃないですかぁ!ま、まって、あああああぁぁぁぁぁぁぁ……。」

映司は完全にこの世界から消え去った…。

ディケイド「すまない、オーズ…、さすがに無理矢理すぎたが、本当にお前にしかできないことなんだ…。
頼むぞ、『仮面ライダーオーズ』 」

森には再び静寂になった…。





???「はやてちゃ~ん!!!」

???「ん?どないした?リィン」

リィン「空から、ぱ、ぱ……。」

はやて「ぱ?」

リィン「パ、パンツが
落ちてきたんですぅ!!!!!」

はやて「………はい?」





映司「…っ痛てて、なにが起こったんだ?」

映司は辺りを見回す。そこは見たことのない建物の廃墟が一面に広がっていた。

映司「…え、え?えぇぇぇぇ!?!?」



----物語は始まった。