二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第1部

INDEX|3ページ/10ページ|

次のページ前のページ
 

002話 騎士とヤミーと復活のオーズ




時はさかのぼり、ミッドチルダ
機動6課隊舎

ブリーフィングルームにて会議が行われていた。

そこにいたのは
機動6課部隊長「八神はやて」
スターズ隊長「高町なのは」
ライトニング隊長
「フェイト・T・ハラオウン」
の、3人だった。

なのは「はやてちゃん、それで話って?」

はやて「えっとな、ついこの前の事なんやけども、ミッドチルダ市街地で殺害事件があったんや。で、目撃者の話によると、『怪物に襲われてた』っていう証言なんよ」

フェイト「でもミッドに『怪物』なんて…」

はやて「うん、一度も確認された事はないんよ、と、いうことは、別の世界から来たとしか考えられへん。」

なのは「待って、でも、管理局のデータベースには…」

はやて「そう、そこや、なのはちゃん。時空管理局に引っかからずにこのミッドチルダに次元移動なんてまず無理なんよ。と、いうことは、最初からこの世界にいた、ということになるんよ」

フェイト「ッ! そんな!?」

はやて「まぁ、フェイトちゃんが驚くのも無理もないなぁ、とにかく、
この事件は私とヴォルケンリッターが主体となって動きます。事によってはフォワードと隊長陣も動くことになるかもしれないので頭に入れといてください。」

なのは&フェイト「了解!」


-隊舎 廊下-

なのは と はやてが歩きながら雑談していた。

なのは「それにしても大変だよね、JS事件が片付いて一段落したと思ったら次から次へと事件が押し掛けてきて、
はやてちゃん、体大丈夫?」

はやて「なのはちゃんにそれ言われる日がくるとわなぁ…。」

なのは「にゃはは、でも例の事件、はやてちゃんとシグナムさん、それとヴィータちゃんにシャマル先生とザフィーラさん達だけで動くってことでしょ?未確認の生物相手にたった数人でって、いくらなんでも危険なんじゃ…」

はやて「大丈夫、心配あらへんよ」

はやては胸をはって言った。

はやて「なんてったって私は歩くロストロギア、『夜天の主』であの子達は私を守る守護騎士たちや、なんの問題なんてあらへん!」

なのは「そっか、わかった!でもくれぐれも無茶だけはしないでね。」

はやて「ありがとう、なのはちゃん。さて、そろそろあの子達にも説明しておかんと、
またね!なのはちゃん!」

なのは「じゃあね!はやてちゃん!」


それからしばらく時間がたち、はやての周りにはヴォルケンリッター全員が集められていた。

烈火の将 剣の騎士 シグナム

紅の鉄騎 鉄槌の騎士 ヴィータ

風の癒し手 湖の騎士 シャマル

蒼き狼 鉄壁の守護獣 ザフィーラ

それと、今は亡き『祝福の風』の名を受け継ぐもの、 リィンフォースⅡ

はやて「…と、いうことなんや。皆、わかった?」

シグナム「主、はやて 確認されている怪物というのはその一体だけなのですか?」

はやて「せや、だけどくれぐれも気を抜いちゃだめや、もしかしたら増援もあり得るからなぁ」

ヴィータ「まぁその怪物を取っ捕まえて全部吐かせりゃそれで事件解決って事だな!」

シャマル「こら、ヴィータちゃん。女の子がそんな汚い言葉遣いしちゃ駄目でしょ!」

ザフィーラ「シャマル、突っ込むところが色々と違うぞ。…主、基本はシャマルと隊舎で待機という形で良いのだな?」

はやて「せや、基本は私とシグナムとヴィータが前線にでて、シャマルとザフィーラは待機や、あ!リィンもな!」

リィン「了解ですぅ!」

はやて「それじゃあ皆、気合いいれて、任務、開始!」

ヴォルケンズ「了解!」


それからまた月日がたち、現在、シグナムとヴィータがパトロールをしていた。

ヴィータ「なあ、シグナム~」

シグナム「なんだ、ヴィータ」

ヴィータ「こんなところに未確認なんか現れるのかよ~」

シグナム「一様確認だ、まぁ人は住んでいないがな」

今パトロールしている場所はかつてジェイル・スカリエッティのガジェットドローンと交戦があった市街地である。今はとても人が住める場所ではない。

シグナム「前に報告があった件以来、一度も事件が起きないのも奇妙だ。できれば機動6課が解隊になる前に解決したかったのだが」

ヴィータ「そっか、試験運用期間も残り数週間だもんな、あいつらもだいぶ成長し『ええええぇぇぇぇ!?』、な、シグナム!」

シグナム「悲鳴というより驚き声に聞こえたが、いくぞ!ヴィータ!」

二人は急いで悲鳴?が聞こえた現場に向かった。

その頃…

映司「ちょっと待てよ!ここどこ!?ま、待て、落ち着こう、そうだ、落ち着いて、えっと…」

ヴィータ「なんだ、一般市民か、こんなところでなにしてんだ?」

タイミングよくヴィータが空から降りてきた。

映司「あああああ!!!コスプレした女の子が空から降りてきたぁぁ!!!!!!!!」

ヴィータ「な!?コスプレじゃねえ!これは はやてが作ってくれた…」

映司「ああああああ!!お巡りさん!お巡りさん!!!後藤さぁぁぁん!!!!!!!!」

ヴィータ「おい!話を聞きやがれ!!殺すぞ!!!」

シグナム「何をしている!?お前たち!」

思わずシグナムは突っ込んだ。

-数十分後-

シグナム「とりあえず落ち着いたか?青年」

映司「はい、すいません取り乱しちゃって、えっとあなたは?」

シグナム「私は、…ッ!?」



ガキィンッ!!



その時、なんの前触れもなく報告にあった未確認生物が襲ってきた!
シグナムはギリギリのところでガードした。

シグナム「まったく…いきなりだな!」

ヴィータ「こいつが未確認か!おいそこのへんな格好の男!死にたくなかったらはやく逃げろ!」

映司「へんな格好って…、ていうか!あれって…『ヤミー』!?」

そう、報告にあった未確認生物というのはまさに『ヤミー』の事であった。

ヴィータがグラーフアイゼンを構えて戦闘体制を整えていると…


???「どこを見ている!」

ヴィータ「ッな!?」

ガキィン!


なんともう一体のヤミーも現れた!

ヴィータ「おい!もう一体なんて聞いてないぞ!?」

シグナム「くそッ!思っていた以上につよい、このまま長期戦に『よこせ…』ッ!?」
ヤミー『お前達の強さを、よこせ!』

映司「このままじゃまずい!でもどうすれば!?」

その時、映司のポケットに違和感があった。

映司「な、もしかして?」

ポケットを探ると、そこには
黄色のメダルと、緑のメダルと、
- - - 割れたはずのタカメダルがあった。

映司「なんで!?どうして…」

だがその時ヴィータと交戦していたヤミーが映司に襲いかかった!

ヴィータ「な!しまっ…」

ヤミー『よこせェェェ!!!!』

映司「ッ!!!」

映司はギリギリのところで交わし…

シグナム「貴様なにしてる!?はやく逃げ…」

オーズドライバーを腰に巻き付けメダルをセットし…

ヴィータ「ッ!?」

メダルをスキャンする!!

映司「変身ッ!!」

『タカ! トラ! バッタ!
タ・ト・バ! タトバ!タッ!トッ!バッ!!』

シグナム「な、なんだあれは…!?」

ヤミー『オーズ…オーズゥッ!!!』

今、ミッドチルダに