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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第1部

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005話 捜索と共闘と変形自販機





映司は機動6課に居候することになった。

次の日の早朝…

ティアナ「さて、今日の朝練もはりきっていくか…って…え、映司さん?なにしてるんですか?」

映司「あ、ティアちゃん、おはよう!」

そこにいたのは、掃除婦の格好をして掃除をしている映司だった。

ティア「別に民間協力者だからそこまでしなくても…」

映司「でも、だからって何もしないわけにはいかないし、それに俺はこういう仕事好きだから!」

ティア(映司さんってホントにお人好しなのね。)


それから少し時間がたち、ちょうど朝食の時間になった頃、映司はフォワード達と朝食をとっていた時、シグナムが深刻な顔をして話しかけてきた。

シグナム「火野、食事中悪いが、ちょっとブリーフィングルームまで来てくれないか?」

映司「え?はい、(もしかしてまたヤミー?)」


-ブリーフィングルーム-

そこには はやて とヴォルケンリッター達が集合していた。

はやて「すまんな、映司くん、まぁだいたい状況はわかるやろ」

映司「うん、またヤミーが現れたんだね」

はやて「せや、今日の朝方、管理局地上本部付近にて、Aランク魔導師一人の死体が発見された。死体の状況から見て、間違いなくヤミーの仕業や」

ヴィータ「死亡推定時刻はだいたい昨日の夜ってとこだな」

シャマル「Aランク魔導師がやられたってことは…」

ザフィーラ「ああ、この前よりパワーが上がってるヤミーというこだな」

シグナム「だが、ヤミーの動きがまったく掴めんな、一体何が目的なんだ?」

映司「う~ん…、っ!リィンちゃん!!」

映司が突然大声をだし、周りは驚いた。

リィン「な、なんですか?」

映司「今まで襲われた人達の職種ってわかる!?」

リィン「えっと…、全員管理局の職員です!」

映司「たしか魔導師には『ランク』ってのがあるんだよね!?皆のランクは!?」

リィン「えっとですね…、これって…ッ!」

はやて「なんや、リィン!?」

リィン「皆、Aランク以上です!」

シグナム「そうか、ヤミーが狙っているのは魔導師ランクが高い職員を狙っているのか!」

ヴィータ「あの時のヤミーは『力よこせ』って言っていたけど、また同じ人間のヤミーってことか?何匹連れてるんだ?」

はやて「なるほどなぁ、せやけど次襲われるAランク魔導師なんて特定できんなぁ、いっぱいおるし…」

映司「大丈夫だよ、はやてちゃん!」

映司は確信のついた表情で、再びリィンに質問した。

映司「最近地上本部で、急激にランクが上がっている、魔導師っていない!?」

リィンはパソコンで調べると…

リィン「いました!ついこの前までCランクだった魔導師が、A+まで上がってます!!これは…地上本部の警備員です!!」

ヴィータ「間違いない!そいつがヤミーの親だ!」

はやて「まさに『灯台もと暗し』か…、よし!今回はヴィータと私と映司くんの3人で出撃します!シグナムとシャマルとザフィーラは待機や!」

全員「了解!」



-時空管理局地上本部 地下駐車場-

そこに、一人でブツブツ喋りながら循環警備をしている警備員がいた。

警備員「ははは、最初あの化け物を使って人殺してしまった時は恐ろしすぎて、数ヶ月は使う事できなかったが、慣れてしまえば、なんとも思わないな!もう少しで、もう少しで直属の局員になれる…ッ!…そうだ…別に俺が殺してる訳じゃない…全部あの化け物がやった事なんだ!俺は誰も殺してなんかない!!!!はっはッは!!!」



はやて「いや、あんたが殺したんゃ」




警備員「だ、誰だッ!?」

警備員が後ろを振り向くと、
そこには、はやて とヴィータと
映司が立っていた!

はやて「遂に見つけたで!連続殺人事件の容疑者として、あんたを逮捕します!」

はやての関西混じりの声が、その場に響きわたった!

警備員「俺が殺人?ははッ!殺したのは俺じゃない!あの化け物だ!」

ヴィータ「ふざけんじゃねぇ!お前の欲望が、何も罪のない魔導師を殺したんだ!!」

警備員「さっきからゴチャゴチャと!おい、化け物!出てこい!!」

シュタッ!
その場にいきなりヤミーが現れた!

警備員「化け物!そいつらをやっちまえ!!」

ヤミーが戦闘体制に入る!

映司「やっぱり、こういう展開になるんだね」

はやて「ヴィータ、映司くん、いくでぇッ!」

ヴィータ「おう!はやて!」

映司「うん!」


映司はオーズドライバーを腰に巻き付け、
メダルをセットし、はやて とヴィータは
デバイスを取り出す!


はやて・ヴィータ「セット、アップ!!!」
映司「変身ッ!!」


『standby Rady 』
『タカ! トラ! バッタ!
タッ!トッ!バッ!タトバ!タッ!トッ!バッ!!』


はやて とヴィータは騎手甲冑を身に付け、
映司はオーズへと変身した。

オーズ「いくぞ!ハッ!セイヤッ!」

オーズはヤミーにトラクローで引き裂き、
ヤミーが苦しんだところに…

ヴィータ「はぁぁぁッ!」

ドゴォォッ!

ヴィータのグラーフアイゼンがヒットする!

ヤミー『グァァァッ!!』

オーズ(すごいな、パワーだったらゴリラアームぐらいあるな…)

ズガガガガガッ!

そこから はやて の複数の魔法弾がヤミーに当たる!

はやて「どや?なのはちゃんお得意の『アクセル・シューターの威力は!?』」

オーズ「凄いよ、はやてちゃん!よし、俺も負けてられないな!」

オーズはバッタレッグでヤミーを複数回蹴りつける!

ドゴォォッ!
ヤミー『ガァァッ!』

ヴィータ「これでお前も、おしまいだな!警備員!!」

警備員「く、くそぉ!おい、化け物!何をしてでも奴らを殺せ!」

その時、ヤミーの動きが止まる。

ヤミー『なにをしてでも…いいんだな?』

警備員「ああ!とにかく奴らを殺すんだぁ!」

ヤミー『それでは…』


ヤミーが警備員に寄り…


オーズ「…ッな!?」



ヤミー『お前の力を、よこせ!!!』



ヤミーは警備員を補食し始める…




警備員「や、やめろぉッ!お、俺は…ただ、魔導師に、なり、たく…ギャアァァッ!!!」


バキバキ、ゴキ…

ヤミー『ふう、ごちそうさま』

はやて「自分の親を…これがヤミー!!!」

ヴィータ「許せねぇ!!くらえ!!!」

ヴィータが再びグラーフアイゼンで殴りかかるが…

ガシィッ!
ヴィータ「なにッ!うわぁッ!!」

ヤミーは前よりパワーアップし、グラーフアイゼンを受け止め、ヴィータは自分に叩きつけられた。

はやて「ヴィータ!!!」

『タカ! ゴリラ! バッタ!』
オーズ「うぉぉぉッ!」

オーズはタカゴリバに亜種チェンジし、ヤミーに殴りかかるが…

ヤミー『ふん、効かんな…』

オーズ「うそ!?ぐわぁッ!」

オーズはヤミーに投げ飛ばされ、壁に叩きつけられた。

ヤミー『ここじゃ流石にキツイ、場所を変えよう。』

そう言って、ヤミーは外に飛び出していった。

はやて「まて!逃がせへん!」

ヴィータ「くそ、待ちやがれ!」

二人は飛行魔法を使い、飛び出していくが、