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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第5部 前編

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映司は、オーズ・サゴーゾコンボへ直接変身し、アンジュに渾身の一撃を放つ!

『グオォォォッ!!お、オーズぅッ!!』


アンジュも負けじと攻撃を放った!しかし怒りに身を任せたアンジュの攻撃はオーズには見え見えで、鈍重のサゴーゾコンボでもよけられるほどだった。


「私を忘れたらあかんでぇッ!!」

『な、なに!?グオォッ!!』




はやて は夜天の書がとられ、魔法を発動できないが、手にあるシュベルトクロイツと、長年の戦闘経験で得られた感覚でアンジュに攻撃する!



二人の連続攻撃により、アンジュはボロボロになっていく、しかしすぐ再生されもとの状態へと戻る。
…しかし、アンジュにはある変化が起きていた。

『…グッ…な、なに…?』


傷の治りが…

明らかに遅くなっている…!!


それを3人が見逃すわけがなかった。



「はやてちゃん!間違いない!!アンジュの能力は無限って訳じゃないんだ!」

「映司くん、どうやら諦めるのはまだ早いようやなぁ!!」









『く、クソ…調子に…調子に乗るなぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!』




その瞬間、アンジュから物凄い量の衝撃波が放たれた!
二人はなんとか堪える。










『いいだろう!もう完全復活は止めだ!!その代わり…この世に生きるすべての命を断ち切ってやる!!…さぁ、現れろ!メダルを解放する力よッ!!!!』





オーズは驚いた。
「メダルを解放する力って…まさか!!」






アンジュの手にあった夜天の書が再び開かれ、667ページが怪しい光を放ちながらその場に「何か」を出現させた。
そしてアンジュは用がなくなったのか、夜天の書を はやて のもとへ投げ捨て、その現れた「何か」をつかみ、自分の腹に値する部分に巻いた!










『まず、手始めに…お前たちをこの世から消し去ってやる…!!』



はやて とオーズはアンジュの腹に巻かれたものを見てさらに驚いた。


それは…オーズドライバーだった。



「もしかして…、あれは『アルハザードのオーズ』が使っていたもの…?」




『そうだ…かつてアルハザードに君臨した欲望の王が使用していたものだ…そして…』







アンジュから3枚のコアメダルが解き放たれ、アンジュの腹に巻かれているオーズドライバーにセットされた。






『これが…かつて使用していたアルハザードのオーズの力だ!…変身ッ!!』






ッ!!










『ユニコーン!ペガサス!ドラゴン!
ユッニッガゴーン、フッカーツッ!!』


『これが、オーズ…ユニガゴンコンボだッ!!!!』







「う、うそ…」


映司達の目の前には、全身が銀色で頭には角が生え、大きい二つの複眼、体のオーランサークルにはユニコーンの紋章があり、背中には大きな翼、腕には「タジャスピナー」と全く同じ形をしているが胸と同じユニコーンの紋章が描かれた「ユニスピナー」、コンドルレッグをさらに鋭利な形をした物をした足、オーズ・ユニガゴンコンボが現れた。





『まず、オーズ、お前からだ…さて、行くぞッ!!』


「ッ!!」







オーズは今、何が起きたのか判断できなかった。
気づいたら空中に浮遊していて体中に激痛が走っていた。

はやて の顔がみえた。

とても驚いていた。

そして、地面に落ちたとき、さらに激痛が走った…!!





「あ、あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」


「え、映司くんッ!!…ッ!!」

はやて が映司の元へと走ろうとした。しかしアンジュの腕にある「ユニスピナー」から放たれた電光弾が目の前に落とされ、躊躇してしまう。


『落ち着け、小娘。まずオーズを殺してからいくらでも遊んでやる!!』



そのままアンジュは倒れているオーズを空中へ放り投げ、足のドラゴンネイルを展開し、回し蹴りを放つ!そのままオーズは吹き飛ばさた。


「あ…うあぁ…」

オーズは力を振り絞り、なんとかその場に立つ。そしてオースキャナーを持ち、ベルトにスキャンした。

『スキャニングチャージ!!』


「だめだ…お前を…アンジュを…倒さなくちゃ…皆…殺される…だから…これで…これで決める!!」

『面白い、力比べか…なら、俺も本気でいくぞ…』

アンジュは腕にあるユニスピナーを開き、オーズドライバーから3枚のコアメダルを抜き取り、セットする。そしてオースキャナーを持ち、ユニスピナーにスキャンする!!



『ユニコーン!ペガサス!ドラゴン!ギン!ギン!ギン!…メガスキャン!!』

アンジュの身体の周りにオーラが出現した。そしてそのオーラは青色に光り、まるで一角獣のような姿になる!!



「だめや…あんなん食らったら…映司くん!!よけてぇッ!!」





『いくぞ…オーズゥゥゥゥッ!!!!』

アンジュは走り出す!オーズはそれに対し構える!






『ウオォォォォォォォッ!!!!』
「はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」











再び、大爆発が起こった。








はやて の目に一つの影が映った。








その影はそのまま後ろにあった崖のしたに落ちていく…








はやて アンジュを気にせず、ただ、走った。










黒翼を広げ、手を伸ばし、その影を追う。












大事な「家族」の手を、掴むために…














「映司くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんッ!!!!!!」








映司、オーズは負けた。














あぁ…目が霞む…


ごめんね…はやてちゃん…





手を伸ばそうとしても…




届かない…





さようなら…






































































あれ…?ここは…




映司は今、何もない白い空間にいる。


どこが上で、どこが下だか、わからない。



周りには、なにもない。





「ははっ…俺、死んじゃったのかな…ここ、天国かな…」



映司は絶望した。



結局だれも…守れなかった。















「映司…久しぶりだな…」





ッ!!


映司は声が聞こえた方を振り向いた。






そこには赤いパンツ、黒いジャケット、頭は金髪、いかにもガラの悪そうな一人の青年がいた…





「あ…あ……」






「全く、まさかこんなところで再開とはなぁ…」









「あ…ア…ア…」









「どうした、お前らしくないぞ。映司」








そこにいたのは…















「アンク…」