新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第3話
ジェイデッカー 『はっ!ありがたきお言葉!ですが、1体は彼が斃したんです。』
マイトガイン 『ジェイデッカー、さっきは助かった。』
ジェイデッカー 『当然の事を、成すべきことをしただけだ。』
マイトガイン 『何はともあれ、巨大生物災害をを最小限の被害で叩けたんだ。感謝する。』
ジェイデッカー 『こちらとしても助かった!!』
2機の超AIロボットは金属の手で握手を交わす。
舞人 「ジェイデッカーも超AIを搭載しているんですよね?」
要 「ああ!そのとおり。人間と同じように自ら考え行動することができるロボットだ。」
舞人 「同じロボットが、同じ運命を背負って立ち向かう・・・・・何か運命的だな。」
要 「ああ・・・そういえば俺たちの声も何か似ているな。」
舞人 「そう言われればそうだね・・・・ははは、何もかも同じか。」
要 「ははは・・・・では、我々は事後処理があるからな。そろそろ失礼する!」
舞人 「ああ!また次の戦場で!」
要 「よし!ジェイデッカー、引き続き人命救助にあたってくれ!!」
ジェイデッカー 『了解!』
周囲では警察官やレスキュー隊員の各々のやり取りの声が聞こえてくる。
この光景を見ながら舞人も撤収を開始する。
舞人 「よし、俺たちも撤収しよう。後は会社の事後処理班がやってくれる。」
マイトガイン 『・・・・・闘いは始まったんだな。』
舞人 「そうだな。またいつ攻めてくるか解らない。それに紬さんの安否も気になる。戻るぞ。」 ロコモライザーへと変形し、その場を後にする舞人とマイトガイン。
それを見上げる要。
人々の忌まわしい夜に収拾がつく中、勇者達はそれぞれの帰路へとつく。
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第3話 作家名:Kブレイヴ