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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第7部

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コントローラーを動かしても車椅子が動かない。

さっきの無茶のせいで車椅子がおかしくなってしまったのだ。


「う、うそや!なんでこんな時に…!!」

「お、おい!はやて!!」


そんな二人など関係なく、シャッターはもうすぐ目の前まで降りていた。

「翔くん!!私のことはえぇ!!翔くんだけでも逃げるんや!!」

「ふざけんなよ!!なにいってるんだ!!…くっ…くそ…」


翔はまだ先ほどのダメージが抜けていないのか立つことができなかった。
ただ、見ているしかできない…。


「だ、大丈夫や。きっとなんとかなる!だから…先行ってな!!」


はやて は無理やり笑顔を作った。
しかし、手足は震えており、恐怖が隠しきれてなかった。

そして、シャッターが完全にしまろうとする。

「はやて!!はやてぇぇぇぇぇぇッ!!!!」








シャッターは完全に閉まられた。











−−−



「はやてちゃぁぁぁんッ!!!!どこにいるのぉぉッ!?」


映司は誰もいなくなったデパートの中にいた。
まだ一階には火の手はまわっていなかったのだ。

そんな時、遠くから小さい一人の人影がみえた!!


「ッ!もしかして逃げ遅れた子!?」


映司はその子に目掛けて走っていった!!


「おぉい!君ぃ!!」





「はぁ…はぁ…ッ!!ひ、人!?」


その子はまさしくメガネだった。


「よかった!なんとか逃げられ…『た、助けてください!!』…え!?」












「まだ上の階に翔ちゃんと はやてちゃん が取り残されているんです!!お兄さん、助けてください!!」




映司は体中の血の気が一瞬引き、言葉がでなかった。



そんな…、はやてちゃんが…!?





「わ、わかった!!上の階だね!?君は先ににげるんだ!!出口はすぐそこだから!!!!」

「ありがとうございます!!お兄さん!!」







映司はそのまま階段へと向かった。
しかしその階段は先ほど天井が崩れてきた場所で、流石にここからは奥に行けなかった。


「嘘でしょ…、ほかにどこか…!?」


映司は辺りを見回した、するとすぐ近くにこのデパートの地図が壁に貼ってあった。


「えっと、ここが現在地点だから……えっと…ッ!この反対側に階段が!?」


映司は考えず、とにかくその場へと向かった。
近づくにつれて熱気と煙が押し寄せてきた。

火の手が近い…!


「はぁ…はぁ…ッ!!」


映司が階段を上ると一人の男の子が倒れていた!!

映司は慌ててその子に駆け寄った!


「君!?大丈夫!?」


その子は煙を多く吸いすぎたのか、ひどくぐったりしていた。
目がうつろな状態である。


「はぁ……はぁ……お兄ちゃん…誰?」

「俺は火野 映司!!君の名前は!?」






















「けほっ…けほっ……はぁ、はぁ…息がうまくできへん…」


はやて は車椅子から降り、地面に這いつくばっていた。
その右手には小さな小袋があった。


「本で読んだけど…地面にいても煙あるやないか……あかん…熱い…最悪や…」


火は既に周りまで達しており、はやて も限界だった。


「うそや…私…こんなとこで…死ぬんか…」









でも、翔くん助かれば…まだいいわ…







どうせ、私………








もう、長くないし………









ごめんな、皆………



























「君!?名前は!?」










「お…俺……?










俺…は………


















『左 翔太郎』………」