ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第8部
アンクは何か気に食わなかったのか、少し歩く速度を早めた。
(ったく、今考えれば俺一体なにやってるんだよ!!
なんでこんな一生懸命になってるんだよ!!
……あの『馬鹿』のお人好しが、移っちまったのか?
…ッあぁぁ!!クソ!!!!)
「あ、ちょっとアンク。早いよ!」
「うっせぇな、こちとら寒くて死にそうなんだよ!!」
「ふふっ…アンク…
ありがとう…」
その後二人は無事、皆が待つマンションへと帰宅した。
リンディは泣きながら何も言わずフェイトをただ抱きしめた。
クロノとエイミィはただその姿をみて自然に笑顔になった。
アンクは鼻を鳴らし、ベランダに腰を掛け、この日何本目になるかわからにアイスを口の中に頬張った。
月曜日、フェイトは学校で なのは達にわけがわからないことでやたらと絡まれたのは言うまでもない。
−あの…リンディさん…?−
−あら、どうしたのフェイトさん?−
−その、ちょっとね……−
お話が、あるんだ。
作品名:ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第8部 作家名:a-o-w