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ooo aftre ~夜天の主と欲望の王~ 第11部 完結編

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今日の午前中に作ったホットケーキを全員で食べていた。
始めての割には味はそこそこ良かった。
まぁ、はやて 直伝だったので当然と言えば当然だった。

「ふふっ!今度はちょっと難易度高いもの挑戦してみよか!」

「はい、我が主!!」









そして…
PM16:00


一日はあっというまに終わりに近づき、外は綺麗な夕日が昇っていた。

「さて…と、じゃあ はやてちゃん!頼まれたものかってくるね!!」

「我が主、行ってきます」

「うん、気をつけてな!映司くん、リィンフォース!!」


映司とリィンフォースはコートを着て外に買い物に行く準備をしていた。
二人は玄関に立ち、はやてに見送られていた。










「じゃあ…行ってきます、はやてちゃん!」

「うん、行ってらっしゃい、映司さん!」






そして、二人はそのまま八神家から出て行った。








「はやく…帰ってきてな…二人とも…」














映司とリィンフォースは夕焼けに染まる住宅街を横に並んで歩いていた。
外は肌寒く、とても防寒着無しでは歩くことが出来ないほど気温が低かった。
それでも、談笑しながら歩く二つの影があった。



「今日は楽しかったですね!リィンフォースさん!!」

「あぁ、そうだな」


二人は夕日に向かって歩いていく。




その時、二人の身体に異変が起き始めた。







「欲望の王…」

「ん?なんですか?」




「お前には…感謝しきれない…」

「ははっ!大げさですよ!!」




次第に、二人の身体から光の粒子が放ち始めた。
そして徐々に…身体が透明になっていった。
それでも二人は歩みを止めなかった。




「本当に…私とついてきてくれるのか?」

「…はい、もちろんです」






リィンフォースは映司の手を握った。
映司は一瞬驚いたが、そのままリィンフォースの手を硬く握ってあげた。







「…綺麗でしょ?この街の夕日…いつも、これを見たら幸せになれる…そんな気がします」

「そうだな…いくつもの世界の夕日を見てきたが…これに勝るものはない…」




二人は笑っていた。
そのまま、光の粒子を放ちながら、夕焼けへ向かって歩いて行った。








「リィンフォースさん…今、幸せですか?」










「あぁ…とても…」







「そうですか…じゃ、行きましょうか…」









「あぁ…」

















皆、ありがとう。






















そして、二人はその夕焼けへと消えていった。
二つの影は、いつの間にか消えていた。













この瞬間、この「魔法少女リリカルなのはA's」の世界は歴史の修正力により『正史』へと戻され、映司とアンクに関わった人たちから二人の記憶は消されてしまった…。


























































−−−







安心してくれ…欲望の王。







お前をこのまま…こんな形では終わらせはしない。



今度は私の番だ。





必ずお前を






救ってみせる。