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のび太のBIOHAZARD『THE NIGHTMARE』

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AREA7『決着』


「GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
タイラントは唸り声を挙げてのび太に向かってきた。のび太はそれを横に避ける。そして、タイラントに『コルトパイソン』を構える。そして、のび太は引き金を引いた。
カチッ
『コルトパイソン』からは空撃ちの音がした。
「しまった!弾切れか!」
するとのび太は急いで弾薬をリロードする。
『タイラント』は、その隙を逃さず、のび太に走って接近し、爪を振り下ろした。

のび太は何とか避けた。
「タイラントの攻撃は集中していれば避けられるけれど、リロードしていたら間違いなく攻撃を喰らう。リロード無しで凌ぐしかない!」
と言うとのび太はタイラントの攻撃を避けながら、銃に装填されている弾薬の数を数えた。
『ベレッタM92』は6発、
『レミントンM870』は3発、
『コルトM79』は0発、
『コルトM4カービン』は30発、
『ベレッタM12』は18発、
『コルトパイソン』は0発、
『スタームルガーレッドホーク』は4発弾倉に残っていた。
のび太は『スタームルガーレッドホーク』を構えると、『タイラント』に向けて撃った。
4発全てタイラントに命中したが、タイラントの勢いが止まる事は無かった。
「GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
タイラントは唸り声を挙げながら、のび太に向かって攻撃してきた。しかし、直線的な動きなのでのび太はうまく回避した。のび太は充分に距離を取った後、『ベレッタM92』を構えて連射した。
弾倉の中に入っている6発の弾薬を全て撃ち込んだが、タイラントは怯まずに向かって来る。
「GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOoooooooooooooooooooo!!」
のび太のすぐ近くまで来たタイラントは、唸り声を挙げながらのび太に爪を振り下ろした。

のび太はそれをぎりぎりで避け、『レミントンM870』でタイラントを撃った。流石のタイラントでも12ゲージショットシェルの散弾を全て受けた為、少し怯んだ。その隙をのび太は見逃さなかった。
「そこだ!!!」
後ろに隠し持っていた『コルトM4カービン』と『ベレッタM12』を構えた。左手に『コルトM4カービン』を構え、右手に『ベレッタM12』を構えたのび太はタイラント目掛けて連射した。

『コルトM4カービン』と『ベレッタM12』から幾つもの5.56mm×45弾と9mmパラベラム弾が連射され、タイラントを後退させた。しかし、5.56mm×45弾と9mmパラベラム弾を全部合わせても、48発しかないので、すぐに弾切れを起こした。のび太はすかさず右に抜けてそのまま走った。勿論タイラントも追ってくる。ふとのび太は車輌の上を見た。すると、車輌の上に4連装ロケットランチャー(M202A1)を構えた燐が立っていた。のび太はそのまま走っていた。やがて壁が近づいてくると、のび太は瞬時に左に曲がった。タイラントは反応が遅れて、のび太との距離を離してしまった。燐はその隙を見逃さず、タイラントに向けて、66mm焼夷弾を撃った。
バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
のび太は滑り込み(ベッドスライディング)をして、爆風を避けようとした。
やがて66mm焼夷弾がタイラントに着弾すると、66mm焼夷弾が爆発した。
ドキャァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!
タイラントは体躯がバラバラになり、タイラントが居た所は火の海になっていた。のび太は何とか爆風を避けたので何とも無かったようだ。やがてのび太は『緊急時脱出用車輌』に乗り込もうとしたが、いきなり列車が発進してしまった。
「!!列車が発進した!!!・・・・もしかして自動操縦だからか!!何とかして中に乗り込まないと!!!!」
と、のび太が入り口を探していると、のび太の右側から何者かの声が聞こえてきた。
「のび太君こっちよ、早く!!」
と、のび太に話し掛けたのは真理奈だった。右側を見ると、列車の扉が開いており、すぐ傍に真理奈が居た。のび太はすかさずその扉に跳び込んだ。
のび太は無事に列車の中に入る事が出来た。しかし跳び込む瞬間に真理奈に激突したらしく、真理奈はのび太の下敷きになっていた。それに気付いたのび太はすぐに真理奈から離れた。
「ごめん、大丈夫?」
と、のび太が真理奈に話し掛けると真理奈は起き上がってこう言った。
「うん、大丈夫。それより皆の所にいこ。皆待ってるよ。」
と真理奈が言うと、のび太と真理奈は列車の先頭の方に移動した。3両程進むと、全員が集まっていた。
「のび太!良かった、無事だったんだな!!」
と、ジャイアンが言う。
「いきなり発進したときは吃驚したよ。」
と、スネ夫が言う。
「でも、こうして脱出出来てよかったです。」
と、聖奈が言う。
「もうあんな所はこりごりだよ。」
と太郎が言った。やがてのび太が言う。
「・・・じゃあ燐さん。この事件等について詳しい事を話してくれますか?」
と、のび太が言うと、燐は言う。
「ああ、解っている。・・・まずはあたし達が入社した時の事から話すよ。」
と言うと燐は全員に喋り始めた。