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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第11話

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    ガァアン!!! ガァン、ガァン、ガァアアン!!!

    ドォゴォ、ドォドォドゴオオオンッ!!!

  D‐12 「キュウィイイイイッ!!」

  間をおかずに上空からJバスターの弾丸が降り注ぐ。Jバスターを真下へと構えたジェイデッカーが、狂い無い射撃でD‐12に直撃させる。

    ディギュギインッ、ディギュギンッ!!! ディギュギンッ、ディギュギイン!!!

    ディギャドォドォン、ドォドォゴガガンッッッ!!!

  頭部や体の上面に直撃して表面が爆発する。長い首を上空へと持ち上げるD‐12。だがその時、背後から間合いを取って迫ったショットレイバーが、近距離からショットガンを撃ち放つ。

    バドォスゥンッ!!! ジャキ、バドォスゥンッ!!! ジャキ、バドォスゥンッッ!!!

    ズドォヴァゴドォドォガアアアアッ!!!

  D‐12 「ギイイィイイッ!!?」

  ショットレイバー 『いい手応えだ!!』

  背後へ首を向けると今度はその側面からガンレイバーのとび蹴りが入る。

  ガンレイバー 『だりゃああああ!!』

    ズドォガアアアンッ!!!

  吹っ飛んで、道路に崩れこむD‐12。

  市内を再び走り出したJバギーから、要が止めの指揮を出す。

  吉崎 「連携成功!予想以上です!D‐12を完全にジェイデッカーから引き離しました!」

  要 「止めをさすぞ!!Jバスターをグレネードモードへ移行させろ!!」

  吉崎 「了解・・・・・・・・・・・移行完了!Jバスター・グレネード、アクティブ!!」

  ジェイデッカー 『移行確認!!Jバスターロック・オン!!』

  倒れこむD‐12に斜め上の上空から銃口を向けるジェイデッカー。ジェイデッカーのカメラアイが目標をロック・オンした。

    ピピピピ・・・・ピピイィー!

  ジェイデッカー 『Jバスター・グレネード、シュートッッ!!!』

    ドォディシュガァアアアアアアアアアンッ!!!

    ズヴァドォゴォヴァガァアアアアアアアアアンッッッ!!!

  エネルギーのグレネード弾が炸裂し、胴体もろとも爆発しながら砕け散るD‐12。

  ジェイデッカー 『駆逐完了!これをもって戦闘任務を終了するっ!!』

  要 「よくやった!!この後は、山梨県警の協力の下、事後処理任務に移行する!!各機は人命救助にあたってくれ!!これほどの被害だ。瓦礫の中に閉じ込められている命が多くあるだろう!!頼むぞ!!!」

  ジェイデッカー&レイバーズ 『了解!!』

  だがその時、吉崎は警視庁からの緊急通信を捉える。

  吉崎 「そんな・・・!!」

  葉山 「どうしたんすか?」

  吉崎 「神奈川県北東部にも隕石が落下!!デストリアンが出現したとのことです!!」

  要 「なんだって!?くっ仕方がない!!事後処理はレイバーズと県警に一任、ジェイデッカーは、デストリアン殲滅任務を最優先とする!!舞人とマイトガインに連絡をとって協力の要請を!!」

  ジェイデッカー&レイバーズ 『了解!!』

  その連絡を航行中のロコモライザーの中で受け取る舞人。

  舞人 「こちらも警視庁からの要請を受けて現地に向かっている!!どんな固体かは未確認だが、共に闘おう!!」

  吉崎 「了解!いつも協力してくれてありがとう!感謝するわ。」

  舞人 「それはお互い様さ!」

  桜ヶ丘に再び襲来したデストリアン。

  金属のような銀の甲殻皮膚をもったデストリアンが桜ヶ丘の街を強襲する。

  ドクロ骸骨から、昆虫のような単眼が二つ生え、左右に分かれたクワガタの顎のよう口。カマキリに酷似した体のつくりだが、腕は鎌ではなく針のように長く鋭利な槍だ。

  そのデストリアンの破壊行為の光景を市街地の外れの高台から見る澪達。

  律 「また・・・・私達の街が壊されく・・・。」

  蓮 「なんでここばっかりなんだよ・・・・!!」

  澪 「勇士朗君・・・・・。」

  澪が切なげな表情で勇士朗の名を口にしながら空を見る。それに連動するように雲が太陽の光を遮った。

  そのころの当事者は、デストリアンの許へと駆け抜けていた。

  光を纏いながら低空を走る勇士朗。目線上には新たなデストリアンD‐14が映っていた。

  勇士朗 「デストリアン・・・・!!」

                                                つづく