新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第12話
口内にカイザービームが撃ち放たれた。思わずキングエクスカイザーから離れ、もがき苦しむD‐15。口から白煙が上がっている。
その隙にキングエクスカイザーは強烈なパンチを繰り出してダメージを与える。
キングエクスカイザー 『だりゃああああっ!!』
ドォゴガアアアンッ!!
ふらつくD‐15に腕をかざし、手裏剣のような武器・カイザーショットを放つ。
キングエクスカイザー 『カイザーショットッ!!』
ガシュドォンッ!! ズバシュドォウッ・・・・・ヴォドォゴォオオオンッ!!!
D‐15 「ボギュオオッ!!」
皮膚に突き刺さったカイザーショットが爆発する。その爆煙の中から大ガマが揮われた。
フォッッ・・・・ズガギャアアアアアアンッ!!!
キングエクスカイザー 『ぐおおおおおっ・・・・この・・・・カイザーブラストッ!!』
ダメージを受けながらも踏ん張って、ライオンの口から放たれるカイザーブラストのカウンターショットを見舞った。
ヴァギュアアアアアアアアアアアッ!!!
ズドォヴォガゴォオオオオオオオオオオッ!!!
後ろへと吹っ飛ばされるD‐15。止めのチャンスが来る。
キングエクスカイザー (よし!そろそろカイザーソードで止めを刺すぞ!!!)
勇 (カイザーソード・・・・ああ!!)
右脚からカイザーソードが取り出され、右腕で握り締める。
キングエクスカイザー 『カイザーソードッ!!!』
カイザーソードを手にし、前にかざす。胸のライオンの口から放たれたサンダーエネルギーが刀身に注ぎ込まれ、エネルギーがチャージアップされていく。
そして刀身の切先を天に向けた。天に向かってサンダーエネルギーの刃が一気に突き抜ける。
キングエクスカイザー 『はあああぁぁぁ・・・・・・サンダー・フラアアアッシュッッ!!!』
ヴィギュオオオオオオオオオオオオォォォォッッ!!!
右腕に握り締めたカイザーソードを振り下ろし、D‐15の身体をサンダーエネルギーの巨大な刀身が一刀両断させた。エネルギーの刃が両断した身体を斬り続ける。
キングエクスカイザー 『はああああぁぁぁっっっ!!!』
ギュフォオオッ・・・ズギュザァギャシャアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!!!
ギュゴゴゴゴゴゴォォォォォァァァアアアアァァ・・・・・・ドォギュガヴァガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!
激しく爆砕されるD‐15。その爆炎をバックにキメル、キングエクスカイザー。胸のライオンが雄々しく咆哮する。
『ガゴォゴゴオオオオオオン・・・・!!』
一方のファイバードもソードを取り出す。
ファイバード 『フレイムソードッ!!!』
フレイムソードの刀身をD‐14にかざすファイバード。オレンジに輝く刀身が斃すべき獲物を捉える。
もう一方のD‐14にファイティングポーズで間合いをとるマイトガイン。空中からJバスターを構えるジェイデッカー・・・桜ヶ丘に再び勇者達の勇姿が燃え上がっていた。
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第12話 作家名:Kブレイヴ