のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』
「そうだな!だけどナムオアダフモ機関に潜入して、決着を付けるまで油断はできねぇぞ」
と、ジャイアンは言う。すると、聖奈が控えめに言う。
「・・・・でも、のび太さん達は無事かしら?」
その聖奈の言葉を聴いたジャイアントスネ夫は少し黙ってしまった。しかし、
「まぁ、のび太なら大丈夫だろ!」
とジャイアンが言ったおかげで、少し暗い雰囲気は晴れた。そしてその時、玲はある事を考えていた。
(・・・・・・そういえばあの病院に着く前に巌が、「小学生位の子供達を見てないか?」って訊いてきたけれど、この子達の事かしら。一応連絡は取っておこうかしら。)
と思った玲は、懐から通信機を取り出し、巌に連絡をしようとした。
作品名:のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』 作家名:MONDOERA