のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』
「この生物兵器、のび太君達が持ってきた研究資料にあった、『ブレインディモス』に似てるわね。でも何か違うような気がするわ」
玲はそう呟くと、もう探索するところがない事を思い出すと、『有機生物性動力炉』から出た。動力炉から出ると、すぐ側に玄洞巌がいた。
「!・・・玲、こんな所にいたのか」
『ブローニングHP』を構えていた巌は、突然現れた玲に驚き、そう言った。すると、玲も言う。
「それはこっちの台詞よ。なんで巌がここにいるの?」
玲がそう言うと、巌は応える。
「いや、お前らが集合してくるのが遅いから、念の為確認しに来たんだよ。のび太と二人でな」
巌がそう言うと、玲は言う。
「・・・・・・・のび太君は?」
玲がそう言うと、巌がそれに応える。
「のび太は反対側の通路に行った。恐らく、聖奈や燐と合流してるだろ」
巌がそう言うと、玲は言う。
「そう、なら早く集合場所に戻りましょう」
玲がそう言うと、巌と玲の二人は来た道を戻っていった。
作品名:のび太のBIOHAZARD『ENDLESS FEAR』 作家名:MONDOERA