新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第18話
吉崎 「ジェイデッカー被弾!!損傷率25%!!Jバスターは無傷です!!」
要 「一旦離脱して体制を整えろ!!」
ディギャギャギャギャギャギャンッ・・・!!!
尚もジェイデッカーを狙い撃つ大型の謎の生物。
ジェイデッカー 『くっ!!ダメです!!離脱できる状態では・・・・ぐはっ!!油断した!!まさかこのような武装をしているとは!!』
要 「レイバーズは?」
吉崎 「直ぐに合流できる位置にいます!!」
レイバーズ 『任せろ!!』
駆けつけたレイバーズが、大型の謎の生物の側面へと発砲する。
ディギャガンッ!! ガァン、ガァン、ガァアアンッ!!! ディドォガアアアンッ!!!
ズドォドォドォドガギャズドォゴオオオオッッ!!!
大型の謎の生物 「カアアアアア?!」
側面の体に着弾し、表面が損傷する。注意がレイバーズに向けられた。
ジェイデッカー 『今だ!!』
一気に上空に離脱し、体制を整えるジェイデッカー。
ジャキンとJバスターを構え直すジェイデッカーの目下ではレイバーズが大型の謎の生物の攻撃によって吹き飛ばされていた。
ドガガガガッガガガアアア!!!
レイバーズ 『ぐぁああああああっ!!!』
ジェイデッカー 『ガンレイバー!!ショットレイバー!!おのれ・・・!!!』
ディギィンッ!!! ディギィンッ!!!
ディズドォッ、べギャガズウウウンッ!!!
大型の謎の生物の砲身を吹き飛ばすジェイデッカー。そして正面へと降り立ってJバスターを構えた。
要 「吉崎!!グレネード・モードに移行だ!!」
吉崎 「はい!Jバスター、グレネードモードに移行します・・・・・・・・・・・・Jバスターグレネード、アクティブ!!」
ジェイデッカー 『移行確認!!』
照準を大型の謎の生物の頭部へと絞る。
ジェイデッカー 『Jバスター・グレネード・・・・・シュートッ!!!』
キュイィ・・・・ディシュッガァァアアアアアアアアッッ!!!
ズキュドォガグォオオオオオオオオオオオオッッ!!!
高速で撃ちだされたエネルギーグレネードが、頭部を粉砕しながら身体を爆砕させた。
ジェイデッカー 『目標駆逐!!戦闘終了、通常モードへ移行する!!』
吉崎 「目標駆逐完了。戦闘終了後、事後処理任務に移行します。」
葉山 「一体なんだったんだ?あれ?」
吉崎 「わかんないわよ。デストリアンじゃない事は確かみたい。」
葉山 「じゃあ、怪獣?」
吉崎 「怪獣って・・・あんたね・・・そんな事言ったらデストリアンも怪獣の一種だと思うけど・・・。」
葉山 「おお!確かに〜。」
吉崎 「ばか!!」
黄昏にそびえるジェイデッカーとレイバーズ。
ガンレイバー 『結局何モノだっんだ?あの生物は?』
ジェイデッカー 『解らない。今までのデータに該当しない、デストリアン以外の生物だ。なんだかの生物兵器の可能性も否めない。』
ショットレイバー 『つまり、別の敵・・・・しかもバックにいるのは人間・・・・ということか?』
ジェイデッカー 『新たな敵が出現したということだ。これからは奴らとも闘っていく事となるだろう。』
彼らの活躍を見ていた聡は、ますます彼らに魅了された。
聡 「うっひゃああジェイデッカー、マジかっけー!!!そして強ぇぇ!!!ビーム最高!!!」
律 「落ち着け聡!!もう帰るぜ!!」
澪 「服買うつもりがとんだ災難になったな・・・。」
律 「全くだぜ・・・・ま、聡にとっては大スペクタクルなひと時になったみたいだけどな。」
梓 「凄い喜んでますね。」
聡は、夕日に雄々しくそびえる勇者達を満面の笑みで見つめている。
聡にとっては、いかなる危険に遭っても彼らの存在が恐怖を凌駕していた。
聡 「俺、絶対警察官になる!!」
律 「あー、もう解ったから帰るぞ!!」
澪 「服は?」
律 「土曜にしよ?なんか疲れた・・・。」
澪 「お前、自分から言い出してそれはないだろー。」
梓 「結局災難に遭いに行っただけじゃないですか!ぷぅー!!」
律 「ああーわかった、わかった、カフェ寄ってくぞ!!カフェッ!!」
聡 「ジェイデッカアアアッ!!!」
律 「落ち着けっての!!」
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第18話 作家名:Kブレイヴ