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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第18話

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  梓 「弟さんですか?」

  澪 「ああ。律の5コ下の弟だ。」

  梓 「結構離れてるんですね〜。」

  こちらに気づいた聡が向かってくる。

  聡 「ねーちゃーん!」

  律 「聡!何やってるんだ?」

  聡 「何ってゲーセン行ってたんだ。まぁ今から帰るところだからさ・・・。」

    ゴオオオオオオオオンッ!!!

  その時、地面を突き破って2体の肌色の巨大生物が姿を現した。蟻のようだが表面がスベスベしており、足も4本で頭ものヘビような形状の頭をしている。だが、目はカタツムリのようになっている。

  謎の生物 「クカカカカカッ!!」

  律 「またデストリアンってやつか?!」

  澪 「でも、なんか感じが違う気もする・・・!!」

  梓 「うう・・・キモチワルイ・・・!!」

  聡 「うわーすげー・・・・。」

  律 「関心してる場合か!!逃げるぞ!!」

  聡の手を引っ張って逃げる律。澪と梓も続くように逃げる。その後方で巨大生物に喰われていく人々。顎を開閉させながら謎の生物2体が人々を噛み砕く。別の箇所からは大型の個体が出現する。

  この事件は直ぐにM.P.D.BRAVEに通報が行き届き、出撃命令が出される。

  Jトランスポーターに搭載されたJポリスとJローダー、レイバーズが現場へと向かう。

  要  「相模大野周辺の街に3体の巨大生物が出現して破壊行為をしている!!レイバーズは降下後、小型の2体に集中してかかれ!!ジェイデッカーは大型を駆逐するんだ!!」

  ジェイデッカー&レイバーズ 『了解!!』

  霧島 「ハッチを開放!」

  鹿島 「了解。ハッチ開放!」

  鹿島がリモート・コントロールで、ハッチをオープンさせた。

  ガンレイバー 『降下するぜ!!』

  ショットレイバー 『降下開始!!』

  レイバーズが現場付近で降下を開始する。パラシュートユニットを作動させて道路にレイバーズが着陸し戦闘体制に入った。

  吉崎 「レイバーズ、降下及び着陸確認!これより戦闘に入ります!」

  続いてJトランスポーターのハッチがオープンし、Jポリス、Jローダーが投下される。

  霧島 「Jポリス、Jローダー、投下!!」

  鹿島 「了解。ハッチオープン!Jポリス、Jローダー、投下!!」

  Jローダーが投下され、空中で急速合体し、ジェイデッカーに変形する。

  ジェイデッカー 『ブレイブアップ!!ジェイッデッカーッ!!!』

  この瞬間を聡が見ていた。

  聡 「うあああ!!!変形した・・・あああ!!ジェイデッカーだ!!!スゲー!!スゲー!!」

  はしゃぐ聡を律が引っ張る。

  律 「わかったから早くしろ!!」

  鹿島 「Jバスター、投下します!!」  

  ジェイデッカーは、Jバスターを受け取り、大型の個体へと向かう。

  そしてJトランスポーターは近隣の他車線の道路にホバリング下降しながら着陸する。

  葉山 「Jバギー、出します!!」

  そこから現場に向かってJバギーが走り出す。走るJバギーの中でオペレートが開始される。

  吉崎 「ジェイデッカー、大型の個体へと接近!Jバスターアクティブ!!」

  M.P.D.BRAVEの戦闘が始まる。再びバトルフィールドと化す街。

  ジェイデッカー 『あれか!生体反応分析・・・・・生体パターンがデストリアンとは違う!?!だが、人々を襲う忌まわしい存在に変わりはない!!ん・・・・・!?』

  その時、ジェイデッカーは、俄かに人間と酷似した生体パターンを読み取った。だが、あからさまに人間ではない為、似たパターンなのだろうと自己判断する。

  ジェイデッカー 『まさかな・・・・生体パターンが似ているだけだろう。』

  Jバスターを構えるジェイデッカー。銃口が大型の謎の生物に向けられ、銃口から火を吹く。

    ディギンッ、ディギンッ、ディギィンッ!!!

    ディギャガ、ディキュァ、ズキュカアアッ!!!

  大型の謎の生物 「キュカカカカカカアアッ!!」

  ホバリングしながら、ゴリ押し戦法で大型の謎の生物の体の随所にJバスターを撃ちこんでいく。

    ディギンッ、ディギン、ディギン、ディギンッッ!!!

    ズドォギャン、ズドォズン、ギャズズウウウンッ!!!

  大型の謎の生物 「コカカカアアッ!!」

  蛇のような口を大きく開口させ、口から黄色い液体を吐き出す。

    ビュドォッ!!  

  着弾した建造物が溶けはじめる。案の定それは硫酸系の攻撃だった。

  だが、これまでの戦闘でデータによりこの攻撃パターンはジェイデッカーには通用しなかった。

    ビュバァッ!! ビュドォッ!!

  ジェイデッカー 『中らん!!こういう攻撃には慣れている!!』

  照準を頭部に絞り、ジェイデッカーはJバスターを撃つ。

    ディギンッ、ディギンッ、ディギンッ!!!

    ドォドォドォギャガオオオオンッ!!!

  大型の謎の生物 「クキャオオオオ!!」

  一方レイバーズは、最初に姿を見せた個体と対峙する。ビルの陰からスッと身を出して謎の生物にガンリボルバーを発砲するガンレイバー。

  ガンレイバー 『食らいな!!』

    ガァン、ガァン、ガァアアンッ!!

    ドォッドォッドォオオッ!!

  謎の生物A 「キュアアアアッ!!」

  ショットレイバーもビルの陰から姿を見せる。2体目に向かって新装備のリニアランチャーを撃つ。

  弾丸が直線軸上に高速で撃ち出されるリニアガンだ。

  ショットレイバー 『撃ち砕くっ!!』

    ジャキ・・・・ディシュガンッ!!! ディシュガンッ!!!

    ズギャゴォンッ!!! ズキャドォゴオオッ!!!

  謎の生物 「カアアアア・・・・・!!」

  リニアガンの弾丸が謎の生物の体を粉砕。謎の生物は痙攣しながら息絶える。

  もう一体にガンレイバーが、粉砕弾を装填したガンリボルバーを撃つ。 

  ガンレイバー 『あばよ、化けモン!!』

    ガァアアアンッ!!!

    ヴァチャンッ!!!

  グチャッとなって表面の皮膚が陥没する。そしてさらに放った弾丸が内部で爆発し、木端微塵となる。

    ヴォヴァァアンッ!!!

  吉崎 「レイバーズ、目標駆逐!」

  要 「よし!そのままジェイデッカーの援護に回れ!!」

  レイバーズ 『了解!!』

  ジェイデッカーが戦闘をしているポイントにレイバーズが向かう。

  ジェイデッカーは優勢と思われたが一変する。

  巨大なジャガイモのような腹の上部から二門の生物的な砲身が姿を現す。すると発光弾状のエネルギー弾を連発しながら発射し、ジェイデッカーに撃つ。

    ディギャギャギャギャギャンッ!!! ディギャギャギャギャンッ!!!

    ドォドォドォドォドォオオオオンッ!!!

  ジェイデッカー 『ぐおおおお!!』

  ビルに激突しながら落下するジェイデッカー。