【登場人物紹介、および作品について】
【登場人物】(2013/06/24 更新)
◇一条寺真/いちじょうじ・しん=ジェイス コードネーム「GAVAN」(2013/06/24 更新)
オリジナルキャラ。本作品の主人公であり、ギャバンとミミーの間に生まれたひとり息子。現在は地球・日本、東京で学習塾の講師として暮らしている。「スペースシェリフ・アカデミー」を卒業後、父・ギャバンからコードネーム「GAVAN」と「コンバットスーツ」、そして「超次元高速機ドルギラン」を受け取り、地球担当の宇宙刑事となった。地球人年齢ではだいたい、20歳~22歳くらい。
地球名「一条寺真」は、ジェイスが咄嗟に名乗ったものだが、彼の「祖父」がかつて名乗っていた名前でもある(のちの彼はそのことを知る)。
私服の際には、父からもらった金色のチェーンがついたレザージャケット(ギャバン=烈のトレードマークだった)を着用。母・ミミーが有しているバード星人特有の「透視・予知」能力を受け継いでいる。そのほかにも特殊能力を持っているようだが……彼自身がコントロールできない「未知の能力」を秘めているようだ。
◇一条寺烈/いちじょうじ・れつ=ギャバン
かつて地球に現れた「宇宙犯罪組織マクー」と戦った伝説の宇宙刑事で、現在は銀河連邦警察の長官。一線を退いたとはいってもその腕はまだ現役に負けない。現在でも時々、自ら現場に赴くこともある熱血漢。妻はバード星人で、相棒でもあるミミー。今も時々、様子を見るために地球へやってくることも多い。
バード星人・ボイサーと地球人・一条寺民子の間に生まれたハーフ。現在は両親共々、亡くなっている。元・銀河連邦警察長官のコムは育ての親で、義理の父親でもある。
◇ミミー
バード星人。烈/ギャバンの長年のパートナーであり、ジェイス/真の母親。
元・銀河連邦警察長官だったコムの愛娘。かつて、ギャバン恋しさに地球へ追いかけて行ったという過去を持つ。現在も「おしどり夫婦」。おっとりしたお嬢さんという雰囲気ではあるが、芯の強い性格であり、ギャバンの唯一の「弱点」と言ってもいいかもしれない。
ジェイスが持っている「予知・透視」能力は、ミミーからのものらしい。
今は、長官になったギャバンの秘書を務めつつ、ジェイス/真を見守っている。
◇セイラ(2013/06/12 修正)
オリジナルキャラ。ジェイスの幼馴染。純粋なバード星人で銀河連邦警察管轄の「スペースシェリフ・アカデミー」在籍の候補生。特殊任務のために地球へ行き、そのままジェイスの正式なパートナーとなる。
黒髪に薄い青い瞳が特徴。父親がバード星の工学博士で、本人も機械いじりが得意。元気で活発的な性格、ジェイスに好意を寄せている。
地球人年齢では18歳~20歳くらい(見た目の年齢なので、実際は不明)。この年齢で工学系をほぼ、マスターしている「秀才」だが、本人はそうは思っていないらしい。
◇最上わかば/もがみ・わかば
旧姓「藤」。烈が地球担当だった時に働いていた「アバロン乗馬クラブ」オーナー、藤豪介の孫。現在は結婚して学習塾「わかば塾」を経営している。真=ジェイスは親子2代でお世話になるが、彼女とふたりの子供は烈や真たちの正体は知らない。真は、最上家の3階にある部屋に下宿というカタチをとっている。
弟に陽一がいるが、両親は彼女たちが小さいときに事故で亡くなっている。
また、わかばの夫・誠一の「秘密」については、彼女は知らないようだ。
◇剣流星/つるぎ・りゅうせい=超人機メタルダー
工学博士・古賀竜一郎博士が第二次世界大戦末期に密かに作り上げた「超人機」(アンドロイド)。戦闘兵器として造られたが、その身体に「自省回路」を持った、心優しき「人造人間」である。世界大戦で使われることはなく眠っていたが「ネロス帝国」の件を察した古賀博士が覚醒させ、その後、戦いに身を投じ、ネロス帝国を封じたあと、彼自身も再び、永い眠りについた。
人間体でいるときの彼の名前は「剣流星」。その容姿は博士の一人息子・竜夫とうりふたつであり、バイオリンと音楽を愛した竜夫同様、流星自身も音楽を愛する。相棒はロボット犬のスプリンガー。
◇山地闘破/やまじ・とうは=ジライヤ(磁雷矢)
戸隠流第三十四代宗家・山地哲山の養子であるが、実の息子同然に育てられた。現在は道場「武仁館」にて子供たちや一般の人たちに「忍術」を通して、心身ともに磨く場を提供している。趣味の一環としてロードバイク(競技用自転車)に乗っている。
もともとは「世紀の秘宝」と呼ばれた「パコ」を守る一族の末裔。彼の遠い祖先が宇宙からやってきた者らしく、超常の能力を兼ね備えているようだが、本人はあまり気にしてはいない。血は繋がらないが、妹のケイ、弟の学がおり、3人とも今でも仲が良い。また、闘破にとって、ケイは「大事な妹」であり「大事な女性」でもあるという。
◇大原丈/おおはら・じょう(2013/06/12 修正)
地球の研究施設「科学アカデミア」に所属する青年科学者。若かりし頃「とある事情」で仲間たちと戦っていた経験がある。現在も、彼が過去に使っていた「ツインブレス」と光線銃「ライブラスター」を所持している。
もともとは科学アカデミアの「落ちこぼれ研究生」。過去の「悪夢の再現」を防ぐべく、現在は無事に復興したアカデミアに戻り、自分の研究を進め、また後輩たちの成長を見守っている。スポーツ万能で、現在もハンドボールやバスケット、スケボーなど、ひと通りスポーツをこなす。
科学アカデミアには、彼の「仲間たち」が現在も在籍しており、丈は「科学アカデミア・トウキョウ」に転属となる。
◇柳田誠一/やなぎだ・せいいち
警視庁秘密調査室統括責任者だった男。現在は、実体そのものはすでになく、真(ジェイス)がお世話になっている最上家の主・最上誠一の身体を「借りて」精神体として存在している。かつて、警視庁が機密中の機密として扱っていた『J-Project』メンバーの一員。
常に冷静沈着、時には「敵」と見間違うばかりの冷徹な言動・雰囲気を持つが、それは「とある人物」に関することからくるものであり、本来は穏やかな人物である。
◇最上誠一/もがみ・せいいち
オリジナルキャラ。真(ジェイス)がお世話になっている最上家の主人。わかばの夫。現在は、都内にある某広告代理店勤務のサラリーマンだが、元はセントラル・エネルギーカンパニーという会社に勤務するエンジニアだった。
彼の家系は「攻撃系・ヒーリング系能力を有する者」が多く、彼自身もかなり強力な「能力者」(サイキック・トルーパー)であるが、それゆえに自分自身の能力を恐れ、ふつうの生活を望む傾向が強い。現在は「わけあって自らが取り込んだ」柳田誠一の魂との「二重人格」状態。むしろこのことを「運命」として受け入れているらしい。
作品名:【登場人物紹介、および作品について】 作家名:じゅん