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【登場人物紹介、および作品について】

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◇伊賀電/いが・でん=コードネーム「シャリバン」
 銀河連邦警察所属の宇宙刑事であり、ギャバンの後輩でもある。彼自身は地球生まれ・育ちの森林パトロール隊員だったが、とある事件で瀕死の重傷を負い、バード星にて治療を受ける。その後、宇宙刑事としての訓練を受けて(素質もあったのだろう)、地球へ帰還。ギャバンのあとに地球担当官となった。宇宙犯罪組織「マドー」との戦いの合間に自身のルーツを知り、その後、故郷の星である「イガ星」復興のために旅立った。
 現在もイガ星勤務。それなりに階級も上になっているようだが、やはり現場主義なところは変わらず。熱血で実直な性格。

◇田村直人/たむら・なおと=機動刑事ジバン(2013/06/12 修正)
 東京・セントラルシティ署に勤務していた青年警察官。犯罪組織『バイオロン』から追われていた要人とその孫娘を助けるために奔走し、命を落とす。その後、警視庁の超極秘計画『J-Project』により、身体の7割強を「機械化」され、『バイオロン』と戦うために「再生」された。また、彼の身体には謎が多く、解明されていない部分も多い。直人自身の「生い立ち」「行動」も謎に包まれている。過去の記憶はすべて思い出したわけではないようだ。
 バード星にて「修復」「再生」作業を受け、地球に帰還したのち「再起動」。現在は、表向きは警視庁某部署に所属する警察官である。

◇高瀬健/たかせ・けん/ニック=マシンマン
 Galactic Federation Child protection committee(略称:G.F.C.P.C)=銀河連邦児童保護観察委員会所属の「調査員」。プレアデス星団・アイビー星出身。
 その身体の皮膚の下に「プリント」されているものを使って「イクシード・コンバート」(超転換)することにより「マシンマン」(名付け親は彼の「大事な人」葉山真紀。現在は公私共々の正式なパートナー)として、戦っていた過去があるが、今は変身できないようだ。携帯武器は「ワープスロットル」と「マシンサーベル」。
 もともとが超人的な身体能力の持ち主。ふだんかけているメガネは「伊達眼鏡」で、本来の能力を抑える「制御装置」も兼ねている。アイビー星で生まれたときから「ボールボーイ」と呼ばれるペットロボットが相棒で、今も一緒に地球に滞在中。

◇キャプテン・マーベラス=ゴーカイレッド
 広い宇宙の海を仲間たちとともに渡り歩く「宇宙海賊」。現在は海賊船型スペースシップ「ゴーカイガレオン」に乗り、5人の仲間=ジョー・ギプケン(ブルー)、ドン・ドッゴイヤー/ハカセ(グリーン)、ルカ・ミルフィ(イエロー)、アイム・ド・ファミーユ(ピンク)、伊狩鎧/いかり・がい(シルバー)=とともに「海賊戦隊ゴーカイジャー」を名乗る。
 豪快・大胆であり、男気溢れる性格。一見ぶっきらぼうに見えるが、仲間を思うココロは本物。自分が信じた道を突き進み、これと見込んだ相手に対しては敬意を払うようだ。
 また、彼は幼いころにギャバン/一条寺烈に会ったことがある……らしい。
 現在はなんらかの理由で地球に滞在している。

◇沢村大/さわむら・だい=コードネーム「シャイダー」
 かつては地球出身の宇宙刑事だった日本人。大学時代に古代遺跡の暗号を解読した推理力と観察力を買われ、銀河連邦警察から推薦を受けて「宇宙刑事候補生」となったが、訓練途中で、同じ候補生であったアニーとともに地球へ帰還、ギャバン、シャリバンに次いで地球担当官となった。コードネームは「伝説の戦士」からの命名で、のちに彼自身がその「伝説の戦士」の遠い末裔でもあることが判明する。
 いくつかの星系での仕事を経て、現在はスペースシェリフ・アカデミーの「地球史」担当教官。冷静で客観的な判断をするが、反面、温かみのある人情味を持ち合わせる。
 似たような部分を持ち合わせる真(ジェイス)のことを気にしているようだ。

◇天宮勇介/あまみや・ゆうすけ
 科学アカデミア所属の科学者。ふだんは本校に所属しているが、現在は科学アカデミア・トウキョウに出向してきている。
 かつては同級生である大原丈、岬めぐみとともに、やはり同級生だった者たちと敵味方に分かれ、壮絶な戦いを繰り広げた過去があり、それらは勇介自身の現在の「考え」にも多大な影響を残している。特技は「剣術」であり、戦いの場面でも見事な剣捌きを見せることも。
 少々おちゃらけた部分もあるが、芯の通った熱血漢。

◇岬めぐみ/みさき・めぐみ
 科学アカデミア本校所属の科学者であり、勇介とともにトウキョウ校へ出向中。
 天宮勇介、大原丈の同級生。学生時代は成績優秀で、どちらかというと「おちこぼれ」だった勇介や丈のサポート役といったところも大きかった。性格はキツい部分もあるがその反面、とても優しく、相手の気持ちを汲むことができる。
 特技は水泳、自転車。また、アーチェリーもたしなむなど、スポーツ好きの一面もある。

◇アニー
 元・銀河連邦警察所属の宇宙刑事。現在は地球の某国某大学で、古代史の研究をしている。
かつては沢村大/シャイダーとともに地球担当官として赴任していた。しばらくの間はシャイダーとも連絡を特に取っていなかったようで、今回の「依頼」も、久しぶりのことらしい。
 おてんばで元気なイメージの彼女も、今は少し「オトナの女性」の雰囲気を持ち、大学では准教授の資格を持っているという話しも。
 生まれ故郷の惑星はすでになく、地球を第二の故郷として過ごしている。

◇五十嵐まゆみ/いがらし・まゆみ(2013/06/12 修正)
 科学アカデミアU.S.A.所属の日本人科学者。のちにトウキョウ校に転属。
 勇介に声をかけられ、その後、自ら望む形でトウキョウ校に出向中。飛び級をして、博士号を取得した「秀才」。
 幼いころに両親と死別、唯一生き残った肉親である「兄」とも生き別れになり、五十嵐夫妻に引き取られる。自分自身のことをあまり話したがらない傾向があるようだが、その過去は過酷だったものに違いない。
 まゆみがアメリカに渡り、工学系の勉強を志したのには、小学生のときに遭遇した「事件」がきっかけ。その際に彼女は最上誠一に会っている。

◇正木俊介/まさき・しゅんすけ
 警視庁特殊警備・救援部隊『ウインスペクター』創立者にして責任者。現在は一線を退いているが、その発言力は現在でも大きい。若かりし頃は、その名を知られた実力者でもある。厳しい反面、とても部下思いであり、また自身にも厳しい「人格者」。
 彼が率いる『ウインスペクター』は、セントラル・シティ特別区を警備する任務を背負っており、世間一般にはあまり公に知られているわけではない。
 柳田誠一は警視庁での同期。また、ギャバン/一条寺烈とは「旧友」でもある。
 烈の息子である真(ジェイス)に会うことを今は楽しみにしているらしい。