新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第27話
唯 「えへへへ〜ぎー太ぁ〜。」
すると隣の席の隣の立花姫子が頬杖をつきながら話しかける。
姫子 「愛してるねー。まるでギターが彼氏みたい。」
唯 「えへへへ〜。そーなんだよぉ〜。」
姫子 「いいなぁ〜、熱中できるものがあって・・・。」
姫子は熱中できるものがある唯を羨ましがった。
唯 「姫ちゃんは何か無いの?」
姫子 「今までソフトボールやってたんだけど・・・引退してからは何も・・・強いて言うならコンビニのバイト始めたくらいかな・・・。」
唯 「そーなんだぁ〜。何処のコンビニ??」
姫子 「駅北のローソンだよ。よかったら今度寄っていって!!」
唯 「そっかー!うん!今度みんなで寄るねー。」
部室に一目散に澪が入ってきた。一晩置いていた澪のベース、「エリザベス」の安否が心配で仕方がなかったのだ。無事に置かれていたエリザベスにホッと撫で下ろす澪。
澪 「はぁ〜よかった。唯が盗まれたらどうしようとか言うから、あんな目に遭いつつも心配になってたんだよな・・・・」
澪はエリザベスを抱きよせて、頬をよせてすりすりする。
澪 「あぁ・・・エリザベスゥ・・・ふふふ♪」
愛着たっぷりのエリザベスを抱擁する澪。かわいらしい一面である。そんな一面を律と紬、梓が揃ってみていた。
律 (にやにや)
紬 「澪ちゃん、かわいいところあるのね〜。」
梓 「澪先輩・・・・なにやってるんですか・・・?」
澪 「ぎゃあああああああああ!?!」
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第27話 作家名:Kブレイヴ