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もかこ@久々更新
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novelistID. 3785
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キャラメル色の甘い甘い・・・

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「でも恥ずかしいこと言うとね、何か普通よりゾクゾクして気持ちよくなっちゃうの。ドイツが上手だからかなぁ?」

・・・あぁ。
イギリスやロシアが喜びそうな、クラウツの「汚いところ」が次々と露見されていく。
クラウツはやはり鬼畜でドSで嗜虐野郎で、全く奴らの予想通りの報告ができそうだ。
イタリアは延々と恋人とのセックス話をし続ける、
身振り手振りもばっちりに、まるで明日のランチを相談するレディのように。
俺から言わせれば、ドSの悪行を、
イタリアからすれば恋人との甘い甘いセックスライフを。
延々と話し続ける。

「あ、あぁ・・・良かったな・・・ヴェネチアーノ・・・」

俺の頭が受け入れたくないと悲鳴を上げ始める。
カチリ、と冷たい感触、
イタリアの笑顔。
クラウツだ。
今は首筋に宛てられた拳銃すら、天使の羽に思えた。

「あードイツー!」
「イタリア、帰るぞ」
「ドイツーハグして、キスしてー!」

パタパタと駆け寄り、イタリアがクラウツに抱きつく。
冷たい感触は既にしまわれ、優しくイタリアを抱き寄せる強い腕になっていた。

「・・・帰ったらな」
「じゃあ兄ちゃん!ディナーありがとね!お邪魔しました〜!」

クラウツの前を手を振りながら走っていく、可愛いイタリア。
物凄い顔のクラウツに睨まれたが、見なかったことにしよう・・・・・・俺は全身の力を失った。