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私たちの妹

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「私たちの妹」


―私は幸せです。―

偶然、食材を買いに来たスーパーで遭遇したスイス、リヒテンシュタイン、オーストリア。

時刻が丁度、お昼時だったため、オーストリアはスイスとリヒテンを「御馳走しますから、昼食でも一緒にしませんか?」と誘った。

リヒテンは快く了承したが、スイスは即行で断った。

スイス曰く、「貴様の顔を見ながらの食事なぞ、全部コーヒーの味になってしまう」らしい。

が、スイスの思考回路にて、
「御馳走する→オーストリアの奢り→自分にとっては節約となる→節約は素晴らしい」という結論が出た。
(その結論が出るまで0.5秒かかった)

スイスはちゃっかりとオーストリアの奢りにて、3人一緒に昼食を取る事となった。



しかし、昔の上司の事情により、良好だった関係がギクシャクとした関係となってしまったオーストリアとスイスの間には、非っっっっっっ常にギスギスした空気が流れていた。

そこへ、リヒテンがボロッと食べ物を零してしまい、スイスが「はしたないではないか」と言って、ナプキンでリヒテンの口を拭った。

その時、スイスとオーストリアの頭の中で、昔の仲が良かった頃の記憶が甦り、余計気まずい空気が流れた。

そこへ、更なる闖入者が現れた。

ドイツの兄、オーストリアの同居人、プロイセンだ。

突然のプロイセンの登場によって、オーストリアのスイスと同じくらいの節約っぷりが暴露された。

スイスは呆れ、リヒテンは「なんだか、お兄様と少し似ていますね」と的を射た発言をした。

スイスはリヒテンの発言に対して激昂したが、プロイセンはニヨニヨと笑みを浮かべていた。



作品名:私たちの妹 作家名:桜飴♪