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はろ☆どき
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novelistID. 27279
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【未来系】ロイエドメモ詰め合わせ

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【なまえをよんで】


特に何でもない一日が終わろうとしていた。

リビングではエドワードがソファーで何をするでもなく寛いでいる。
ロイが隣に座ると肩にコトンと額を乗せてきた。
一緒に暮らすようになった今でも自分から寄って来るなんて珍しい。
軽く頭を撫でると猫みたいに額を擦り付けてきた。

「エドワード?眠いならベッドへ…」
そう声を掛けても一向に動こうとしない。
顔を覗きこもうとしたが、下ろした金髪に隠れて表情はまったく見えなかった。

「エド?」
温かい右腕を取り戻してから数年が経ち、今や青年と呼ぶに相応しい容貌になったというのに、いやいやをする頑是ない子供のようにぐいぐいと額を押しつけてくる。

「・・・なぁ」
「どうした」
「―鋼のって呼んで?」


名前を呼んで。オレの名前を。
あんただけが口にできるオレの名を呼んで。



*よくわかりませんが兄さんがデレました。
 そんな日もきっとある未来のいつかには。