ワルプルギスの夜を越え 5・誅罰の時
歳をとると色々わすれる…痴呆だけは防がねばと雑学に燃える妙齢なお年頃ぉぉぉぉ
*6 歯車の踊り人形
カリオンという尖塔が作られ始めた頃、それに付随して絡繰り人形のようなものも小規模ながらつくられはじめた
14世紀から始まったルネサンスから教会に飾られる絵は、貧民によりドラマチックに聖書を教える方法となった
同じように「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな」と神をたたえる天使の姿を鐘の音で現し、人形のクピトが笛を吹く図を回し人形劇のように見せるなども行われた
このためあらゆる職人が芸を争い教会の賛美歌システムの中にそれを作り上げていった
これらが後に時計塔になったりするわけですが、その過渡期の歯車をナナはカリオン塔で見ていたのでしょう
正確無比に回るアルマの戦いは、カリオンを鳴らすシステムにも似ていたそういう事です
アルマ死亡
実はワルプルギスは誰が良いですか?というアンケートで清き一票を頂いたのがアルマだったのに…
残酷な最後を迎えてしまいました
これから色々な苦難がヨハンナやナナ、羊小屋のメンツにイルザにも降りかかってくる事になる
さあがんばるぞー!!!色々あるけど書いてなんぼ!!がんばりまーす!!!
作品名:ワルプルギスの夜を越え 5・誅罰の時 作家名:土屋揚羽