絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 突入・スイッチ編
ゼロ「いやいや!そういう問題かよ!?」
立場逆転。ゼロがツッコミに回った。
ズドーン!!
そんな折、今度は別の天井が突き破られた。
現れたのは……
アグル「………」
ドヤ顔のウルトラマンアグルだった……
グレンファイヤー「クククッ……」
あの空気を思い出してしまい、思い出し笑いをしてしまった。
デデーン
『グレンファイヤー OUT』
スパン!
グレンファイヤー「痛ぇ!」
ドヤ顔でこちらを見つめながら、オー〇リーの〇日のような歩きで、部屋を去るアグルだった……
ジャンボット「……さぁ!残るスイッチは後一つだ!」
自ら作った空気にも関わらず、流れを変えようと話題を別の話題にしようとするジャンボット。
ゼロ「そ、そうだな!」
とりあえず乗る一同。
グレンファイヤー「じゃあ、コレ押すぞ?」
ナイス「勢いで押すんですか!?」
ナイスのツッコミむなしく、グレンファイヤーが最後のスイッチを押した。
【デデーン ナイスOUT】
ナイス「え?」
グレンファイヤー「フフフッ…」
流れた音声にナイスは困惑、グレンファイヤーは失笑。
デデーン
『グレンファイヤー OUT』
ナイス「ちょっと待って!僕笑ってないよね?笑ってないよね?」
スパン!×2
ナイスの弁明は無視され、グレンファイヤーと一緒に罰を受けた。
ミラーナイト「……もしかしてそのスイッチは……」
ゼロ「待てよ。ひょっとしたらランダムでOUTになるって仕組みかも知れないぞ?」
ジャンボット「だから“絶対に押すな!”か……」
ナイス「あの〜。もう一回は止めましょうよ?ランダムだったら誰かしらに迷惑が来るわけだし……」
なんだかもう一回押す雰囲気になり、ナイスは不安な表情。
グレンファイヤー「じゃあ押しちゃうぜ?」
ナイス「止めてぇぇぇ!!」
案の定だった……
【デデーン ナイスOUT】
ナイス「ほらやっぱり!」
四人「プハハハッ!」
予想通りの結果に爆笑する四人。
デデーン
『ゼロ ミラーナイト グレンファイヤー ジャンボット OUT』
スパン!×4 ドガシャ!
結局全員仲良く罰を受けた……
ナイス「(もうイヤ……)」
ゼロ「さぁて、スイッチの検証は終わりだ」
ミラーナイト「次はどうするつもり?」
ジャンボット「他にもあるかも知れないな……」
懲りずに探そうとする四人。ナイスはもうイヤな雰囲気だったが……
メビウス「その必用なありません!」
グレンファイヤー「ホ!いつの間に!?」
本当にいつの間にか部屋に入っていたメビウスに止められ、ナイスは一人安堵した。
メビウス「今から皆さんには、警備隊の施設のあちこちを見学してもらいます!」
グレンファイヤー「マジかよ?ダリィよ…」
メビウス「ですから早く支度してください」
五人「ウィ〜ス」
だが、この見学が普通の見学ではないことは容易に想像できた……
現在の時間 A.M.11:30
(残り22時間半)
作品名:絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 突入・スイッチ編 作家名:バルタン星の人