絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 鬼ごっこ編
ベリアル「ダークロプスが戻ったからな…いつもの笑ってはいけないが再開できるようになった………まぁ何故か大破してるのが半分以上あったが…」
ジャンボット「そうか……だから鬼ごっこは終了、と」
ベリアル「そうだ!後10カウントで終了だ!」
ナイス「早っ!」
そうこうしている間にベリアルが指折りでカウントを始めた。
ベリアル「9…8…7…」
ゼロ「やれやれ…やっと終わりかよ…」
ミラーナイト「でも、これからは笑ってはいけないがまた来るよ…」
ベリアル「6…5…4…」
グレンファイヤー「はぁ…疲れたな…」
ジャンボット「私はこの状態のままで大丈夫なのか…?」
ベリアル「3…2…1…」
ナイス「いよいよだ〜」
誰もが鬼ごっこが無事に終わる、そう思っていた……しかし、大間違いだったのだ……
ベリアル「…0!!」
プシュー!!
五人「へ?」
鬼の出現の知らせに呆然とする五人。対するベリアルは不敵に笑い始めた。
ベリアル「フハハハ!!誰も0になったからって鬼は来ないとは言ってないぞ?」
グレンファイヤー「きしゃまーッ!!」
ゼロ「結局こうなるのかよ!?」
五人は非難ごうごうだったが、直後にそれすらも言えなくなる恐怖がやって来た。
ナイス「あの〜…」
ミラーナイト「上に…」
三人「?」
五人が天井のはずの上を見上げると、其処にはあるはずの天井が消え、空は暗黒と稲光に包まれていた。
因みにベリアルは既にその場から姿を消しており、五人はそれに気が付いていなかった。
何故かというと、ベリアルが消えたことを超える規模の鬼が現れた為だった。
その鬼は、バキューモンやらデモンゾーアやらクイーンモネラやらグランスフィアやらゾグ第1形態やらギガエンドラやらギガバーサークやらUキラーザウルスネオやらギガキマイラやらといった鬼畜軍団が大挙して押し寄せていたのだった……。
五人「………」
五人はその壮大な光景と、“最終鬼畜”と書かれた罰名を見て、考えるのをやめた。
そして直後、体育館が一瞬にして跡形もなく消滅したのだという………
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P.M.18:00
(残り十六時間)
作品名:絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 鬼ごっこ編 作家名:バルタン星の人