二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
バルタン星の人
バルタン星の人
novelistID. 38562
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 帰還編

INDEX|6ページ/6ページ|

前のページ
 

ゼロ「み、水!水水水水水水ーッ!!」

モルフォ蝶の毒鱗粉を浴びたような痛みを口内で感じながら、ゼロは命の水を求める。
おそらく思考回路もやられてしまっているのだろう、ゼロは迷うことなく自分の紙コップを手に取った。

だからこそ、ゼロは忘れてしまっていた。目の前にある水が、さっきまで自分が散々警戒していた水であることに…

ゴクリ…

ゼロ「(ノンジャッター)」

気が付いたのは、全部綺麗に飲み干した後。ゼロは四つん這いのような体勢になり、心の中で激しく後悔していた。

ゼロ「(ノンジャッタヨーノンジャッタヨパパー)」

今にも全てを戻しそうな気分になりながらも、ゼロはなんとか自我を保とうと必死になった。

しかし、異変は更に続く。

カタカタ…

ゼロの料理を隠してある蓋が、急に動き始めた。

ナイス「あ、あの〜ゼロさん?なんか料理が動いてるんですけど…」

踏み込みずらい空間ではあったが、一応報告するナイス。

ゼロ「ナ、ナンダッテー?」

その時のゼロの顔芸っぷりは、見るに堪えられないモノだったらしい。

しかし、それよりも恐ろしいモノが、蓋を吹き飛ばして現れた。

ジャンボット「なんだコレは!?」

ナイス「うわっ!アリンドウの元になった蟻の大群ッス!!」

その数、実に数億匹。
長く蓋の中で待たされていたためか、かなり怒っている様子だ。

ゼロ「う、うえぇぇぇ…」

蟻の大群がトドメとなり、遂にゼロは全てを戻してしまった。

ナイス「わっ!ジャンボットさんのも動いていますよ!?」

ジャンボット「なっ…」

続いて現れたのは…

ナイス「オコリンボールの分身体だーッ!!」

恐怖の吸血ボールが大挙して出てきた。

「ギヤァァァッ!!」

二人が気絶している間、阿鼻叫喚の地獄絵図が続いた…