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　扉の前にたたずむ少年。
　その扉の向こうで扉が開かれるのを待つ相手。
　少年が自分で扉を開くことを。
　やがて、扉が開くと、温かく少年を包み込むやさしい光。
　そして、差し伸べられる手。
　少年を迎え入れる世界。

　君はボクの……。





（おしまい）






＊タイトルは谷山浩子さんの歌の歌詞＜君は僕のドア　ただ一つの世界への……＞から。
・・・意味は違うけれど。